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合否を決める「フォーカス」の方向!/大学受験のリアル

「心と技術で志望校合格」大学受験コーチふちおです。

本音の志望校合格を目指す高校生、そしてその保護者さまを応援するために「問題を解く技術」と「心の扱い方」についてお伝えするブログです。

■「本番に弱い」は思い込み

「模試になると点数が取れない…」
「分からない問題が出ると頭が白くなる…」
「時間に追われると、できなくなる…」
「テストごとに点数のブレが大きい…」


「だから、私は本番に弱いんです!!」

多くの生徒から受ける悩みです。

でも、
受験の「大本番」において、
・「自己ベスト」を更新してくる。
・一方で、本番に飲まれ力が出し切れない。
このような差が出てきます。

普段、同じように
「本番に弱い」と本人が感じていても、実際の「受験本番」でのパフォーマンスが生徒ごとに変わるのです。

この原因はどこにあるのでしょうか??

数多くの生徒を観察して私が思うことは、
「試験本番中に平常心でいられる時間がどれだけ多いか?」
だと感じています。

■「心」が乱れるから、「点数」が乱れる

「計算が合わない!」
「この英単語が分からなくて読めない!」
「なんかこの段落、よく分からない!」
「数学できなかった、終わった…」

試験本番中は様々なことが起こります。

ただ、
第一志望に到達する生徒たちも同様に、本番中にピンチが訪れています。

でも、合格する生徒は
例え「ピンチ」に陥っても

「落着きなおして」
「気持ちを切り替えて」
「平常心を取り戻そうとした」

話を聴いていると
一様にみんな「このようにした」と話をしてくれます。

つまり、
「最後まで試合(試験)を捨てない」

のです。

だから、
「合格」できたのだと思います。

■「ベストパフォーマンス」にフォーカスする

さて、試験本番中に「本番力」を発揮して、平常心をキープできた彼らに共通すること。

それは、
・「結果」ではなく
・「ベストパフォーマンス」を発揮すること

に心のフォーカスが向いていたことであると感じます。

【結果】
・志望校に合格したい
・この英語で75%取らないと落ちる
・この問題を解けなければ落ちる

などではなく

【ベストパフォーマンス】
・目の前のこの問題に集中する
・今自分ができるベストを発揮したい
・やってきたことをしっかり答案に残したい

といった

「いまここ」

に集中していたからこそ、彼らは逆説的に「結果」を得られたと私は思います。

つまり、「本番力」とは、

・ピンチの時こそ「ベストパフォーマンス」に集中できる力

・自分がコントロールできない「結果」ではなく、コントール可能な「今できること」にフォーカスする力

であると、多くの受験生から学びました。(ありがたいです!)

では、
「どうすれば本番中にベストパフォーマンスにフォーカスできるのか?」

次回に続きます!

一人でも多くの高校生が「いい受験だった。」と受験期間を総括できることを心から願っています。それでは、また次回!


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