東京道路奇景 川辺謙一
なんとかして、首都高に乗りたいんだー、車持ってないし免許返納したけどもー(超ペーパードライバーだったので更新料もったいなくて)で…、あれこれ調べていたら、こんな本見つけました。ふむふむ、羽田空港から新宿バスタまで、リムジンバスが出ているとな。しかも、かなり長い区間首都高に乗るそうな。
首都高だ、ジャンクションだと騒いでいるくせに、山手トンネルという国内最長の道路トンネルの存在を、この本で初めて知った次第です。
涼しくなったら行こうと決めて、それまでになんとか東京の地図を頭に入れなければと、せっせとこの手の本を読む、動画を見る…しかし。
字は読めるんだけども、内容が一ミリも頭に残らないんだなあ。
まったく位置関係がわからん。
なんせ、タクシーに乗ると自分の家の場所を説明できなくなるほどの、方向音痴だもんで。
以前、道端で地図をぐるぐる回していたら、宅配便のお兄さんに「地図は回したらあかん」と教えられたおばさんです。たまーに道を聞かれると、地元なのに、「ここ、初めてきたので知らないんです」と嘘をつく…(風体でばれているようで、訝しそうな顔をされる)。
なので、おばさんは、この本の良さを紹介できるレベルにいない。だけど川辺謙一さんは道路の面白い本をいっぱい出してます(小学生の感想文かな)。
だがとにかく、表紙がかっこいいことだけは断言する!
Y字に分岐していく高速道路とビルを(場所はわからんがカシオのビルがあるあたり)飛ぶ鳥のごとく眺めているような。煙ががった表紙を外すと、一見青っぽい紙に見えるところに表紙の写真が刻印されていて、見えそうで見えないところが、また泣ける。
自分は東京の今昔みたいな感傷的な話が苦手で、とにかく首都高どーん、ビルどーん、歩道橋どーん、橋どーんを求めたい。人間的になにか欠如しているのか?いや、そんなことより、方向感覚の欠如が問題だ。
秋がくるのが先か、私がC1とか、3号線とかの位置関係を覚えるのが先か…
(そんなのも最近知った言葉だ)。
とりあえず、秋葉原と箱崎ジャンクションの場所は覚えたぜ。