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落語鑑賞記 9月24日浅草演芸ホール落語協会(下席)
18時ごろ入場
⚫︎小団治 大安売り
珍しく10日後「勝ったり負けたり」の後の、地方巡業の話しもしていました。
⚫︎小菊
いや、寄席の彩りには心落ち着きます。
特に最近は「寄席スタンダードナンバー」がないだけに良いな、と思います。
⚫︎天どん 牛の子
(ここで2階席に北海道の高校生の修学旅行が入ってきました。修学旅行は良いのですが、雑談が多いのには参りました。先生が注意して欲しかったです。自分も含めてお客さんが上ばかり気になっていました)
⚫︎鬼丸 勘定板
笑えるネタなのに修学旅行生の雑談にその良さを削られてしまいました。
⚫︎楽一
優しい楽一先生、高校生のお題「北海道」も切ってあげていました。
⚫︎圓歌 龍馬伝
2階の修学旅行生の雑談を消すほどの芸は、色々ある方ですが、さすがだと思います。
また、落語界を統一して「落語統一教会を作る」というマクラには爆笑。
〈中入り〉
⚫︎律花
マキシム・ド・呑兵衛
白鳥作の名作。白鳥師匠へのリスペクトですかね。もう少し笑いが取れたかも。
⚫︎藤風松原
この飄々とした漫才は大声で騒ぐ漫才より好きです。
⚫︎歌武蔵 猫の皿
相撲の話はなく、すぐにネタに入りました。
流石にうまいです。
⚫︎小里ん 親子酒
熟練の芸は安心できます。先代小さんを彷彿します。
⚫︎扇家社中 曲芸
最近はよい色物さんになったご夫婦。
⚫︎白鳥 それゆけ落語決死隊
「白鳥を初めて聞く人いますか」
といって、当然手を挙げるお客様が多い中、
「今日の噺を聞いて、『しまった』と思う方はたくさんいると思います」と言いながらもコロナ中に考えたという新作落語。
落語家や落語のしぐさ(引越しの夢)などを入れた新作で、落語が詳しくない人が多くいる中で、これほどの爆笑がとれるのは、ネタだけでなく白鳥師匠の話芸があってこそだと思います。
いや、ずっと笑いっぱなしのトリでした。