ネガティブを感じても大丈夫!STEP3:ネガティブ思考の手放し方〜実践編
はじめに
実践編に進む前に、注意して頂きたいことがあります。
自分のネガティブな感情と向き合うことは辛い作業でもあります。そのため、特に慣れるまでは、無理せず、できる範囲でゆっくり進めて下さいね。
私も初めは、ネガティブな感情や思考と向き合うことが怖く、なかなか出来ませんでした。
なので、自分のペースで無理せず、休みながら少しずつやっていきましょう!
実践編
では、例を使って進めていきますね!
まずは今の感情を書き出します。
Aはモヤモヤした感情、Bは聞き出す役です。
A: なんとなく不安、夜も眠りが浅い。
B: 何か思い当たる原因はある?
このように、ネガティブな感情やモヤモヤを書き出し、自分が自分のカウンセラーになったつもりでやさしく問いかけてみてください。
さらに深掘りしていきます。
A: 〇〇さんの態度が気になっているのかもしれない…
B: 〇〇さんはどんな態度だったの?
ここで重要なのは、Bの役割が常に中立であることです。
BがAに同調しすぎて「確かにあの態度はひどかったね!」などと言ってしまうと、ネガティブ思考が大きくなる一方です。なので、Bは事実を冷静に聞き出すことがポイントです。
A: 〇〇さんのメールの感じがいつもと違くて、冷たい感じがした。私、嫌われたのかな?
B:送った時間は仕事中じゃなかったかな?忙しい中で返信してくれたのかもしれないよ?自分も忙しい時に、要件だけ伝える時もあるでしょ?
このように、心の声を聞き出し、対話を繰り返していくことで、脳の癖が作り出した思い込みに気づくことができます。
もし、そうした思い込みが見つかった場合は、それを一つずつクリアにしていくことで不思議とネガティブ思考を手放していくことができるので、気持ちがスッキリするまで深掘りを続けてみてください。
まとめ
この自己対話を通して、思い込みに気づくことで、ネガティブな感情を手放し、より冷静で客観的な視点を持つことができるようになります。
そして、自分の考え方や感じ方を客観的に見つめることで、思い込みなどを少しずつ解消していけるのです。
紙に書くということで、少し面倒に感じることもあるかと思います。
しかし、心のモヤモヤやネガティブな思考をそのままにしておくと、一度解消されたと思っても、その思考は意識の深いところに蓄積され、また別の機会に戻ってきてしまうのです。
そうならないためにも、この作業を繰り返し、心のモヤモヤやネガティブな思考を早い段階で解消していくことがとても大切です。
この作業を繰り返すことで、少しずつ心のモヤモヤが晴れ、自分自身の思考をクリアにしていくことができるようになりますので、ぜひ継続して試してみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました(๑>◡<๑)今回までお話しした3ステップが読んで頂いた方の気づきや前向きな変化に繋がれば嬉しいです♡
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