占いで気付かされたこと
皆さん、占いって行かれたことありますか?
私はパニック障害発症から4ヶ月程経った頃、
「自分はこれからどうなるんだろう、どうしたいんだろう」
と考えるようになって、自分を知らない誰かに自分を客観的に見てほしくて占いに行きました。
現実主義で占いとか絶対信じない私が、占いにお金を払うなんて。笑
占い師の方は、40代後半くらいの男性。
生年月日と名前で占ってくれました。
(以下、占い師を「占」と表記します)
私 「今の私のことを知りたいんですが。」
(この時点では自ら自分のことを
話さない!)
占 「今ダメージ受けていますよね。
何が原因か分かっているはず。
負のオーラが出ています。」
私 「はあ。その通りです。」
(そりゃ、占いに来る人って大半が
そうでしょーよ!!)
占 「元気になるには気を持つこと。
来年からは運気上がります。」
私 「そうですか。」
(まぁ今より悪くなりますって
言うわけないもんな。笑)
「今の仕事を続けるべきでしょうか。」
占 「今の仕事はやめた方がいいです。
今の会社で異動しても、あなたは
きっとやめると思います。
それと、人前に出る仕事は良くない。
自分の知ってる人たちの前だけに
留めるべきです。
お金には執着しないですよね。
楽しみを見つけて行くしかない。
あなたは何とでもなる人ですよ。」
私 「はあ。」
(確かにお金には執着しないかも。執着
してたら、給料少ない今の仕事すぐ
やめるもんな。)
仕事は、自分の中でも9割辞めようと思っていたから、ここは背中を押してもらいました。
何とでもなる人って言われて、安心もしました。
その後…
占 「小さい時の傷、抱えてませんか?
ちょっと気になります。」
私 「うん?どうでしょう…」
言われて考えてみました。
高校と大学は楽しかったけど、小学校と中学校の記憶があんまりないんです。
小学校高学年の時、出っ歯だった私の将来を思って、母が歯列矯正をさせてくれました。
上下合わせて永久歯を4本抜いて、痛くて辛かったのを今でも思い出します。。!
同時期、チャームポイントの頬のほくろが悪性かもしれないということで切除し、大きな絆創膏を貼っていました。
おまけに目が悪いからメガネ。
矯正器具、絆創膏、メガネをつけている私は同級生にとっては気味が悪かったのでしょう、
同級生の1人に直接、「気持ち悪い」と言われました。(うっ!!弓矢背中に刺さったわ。笑)
容姿以外でも、悪魔のような男子生徒に変なあだ名を付けられて一日中悪魔のように叫ばれたり、
帰ってきて家のドアのポストに何か入った音がして見てみたら、切り刻まれたセーターが入ってたり、家の近くの壁に私の家の電話番号が書かれていたり。
私はその壁を見てなくて、両親だけが見に行ってくれましたが、たぶん電話番号だけじゃなく、もっと酷いことも書いてあったんだと思います。
いまだに犯人は分からないけど、別にそんなことはどうでもいい。
中学生の時もそう。あからさまな無視をされたり、とにかくイジメってやつを受けてました。
けど、真面目で責任感が強く学級委員長をしていた私には色々やることがあったのでそんなことは気にしませんでした。
当時の私は、
「今に見てろよ。
あなた達より私は幸せになるんだから。」
って思ってたから。
そして歯が綺麗になって、ほくろがなくなって、コンタクトにした私。
成人式で見返してやりましたよ!
結婚して2人の可愛い子どもがいるんだから!
病気になった時もいつもそばに励ましてくれる誰かがいてくれるんだから!!
30過ぎた今も若い子にナンパされるくらい、
モッテモテになってるんだから!!!(自爆)
占いで気付かされたのは、私、自分が思ってるよりずっと傷ついてたんだなということ。
それと、あの時辛い思いをしたから今の自分がいる。
辛かった時の自分に大丈夫だよってハグしてあげたいなぁ。
今は不安障害でこれまた辛い思いしてるけど、
将来元気になった私が、大丈夫だよってハグしてくれるかなぁ。
そう思うと、辛い思いをしてきた自分、偉かったなと自分のことを好きになれました。
そして、5,000円払って我が家に帰る私でした。
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