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Catch up till now|情報収集~申請


おさらい

AIUは1年間の海外留学が義務。1年間とは春秋の2セメスターのこと。留学のタイミングは大体2つあって、3年生の春秋(2年冬に出発だから俗に2冬)か、3年の秋~4年の夏(3年夏に出発だから俗に3夏)。私は2冬を選択。2年の春セメ末に留学先を第6希望まで申請しないといけない。

提携大学(200くらいある)との交換留学であり、語学留学ではなく content course をとる。留学先での授業がAIUの単位に変換される。AIUがリベラルアーツを謳って専門的なコースがそんなにない(ことが多い)ため、留学先で自分の専攻したい科目を履修するのが定石。

パソコンとにらめっこ

まずATOMSから提携大学リストを閲覧。私はヨーロッパに行きたいことは決まっていたから(理由はまた今度)ヨーロッパのとこだけを自分のスプシにコピーして選別開始。私が専攻したい心理学(理由はまた今度)は Global Connectivity (GC) 領域なので、GCと提携してる大学に絞る。留学時期と英語資格(私は TOEFL ITP だけ)的に行ける大学に絞る。この時点で十数個になったっけ。そこから各大学のリンク集もとに学部や授業のシラバス読んで、心理学が英語で豊富に開講されているかで絞る。もちろんサイトは全部英語だし、大学選ぶなんて受験と同じ重さなんだからめっちゃ大変だった。段々慣れたけど。結果、2つ(マルタとペーチ/ハンガリー)しか残らないというピンチ。

人脈みゃくみゃく

パソコンとのにらめっこで目星はついたので、次は人に聞いて解像度を上げていく。あと、条件を広げて希望大学増やさなきゃ。

たまたま駅で会ったRさんが留学のこと尋ねてくれて、第一希望マルタと言ったら、マルタから最近帰ってきたHさんを紹介してくれた。二人とも止めどなく助けてくれて本当にすごい。

この時はマルタ以外考えられなかったから、ひたすらマルタの授業のことを聞いてた。でも家族会議・先輩への相談・調べもの・軽い自己分析を経て、心理学に加えて社会福祉も興味分野だと発覚。大学の授業以上に暮らしの中から学ぶことの方が多いだろう(特に私はそういうタイプだろう)と、その国の文化や社会を重視して絞り直し。

GCの capstone presentation、留学相談会、先輩たちとの会話・チャット・電話などなど。人に話しかけるの奥手な方だけど、勇気出して生活や文化のことを深掘り。ジャズ研の先輩たちには本当に助けられた。私のことよく見てくれてたんだな、、嬉しくて大切で泣きそうだった。留学先について聞くとき効果的な質問は「この大学おすすめしますか?」。自分の興味分野とか希望を伝えた上でこれ質問すると、寄り添いつつ客観的に答えてくれる(それを当たり前にできる優しくて聡明な人たちに私は恵まれた、感謝)。ちゃんと自分の考えてることを言語化して伝えた自分も、この質問を思いついた自分も、行動力発揮して人脈広げていった自分も褒めたいね。

君に決めた!

たくさんの夜更かしの末に選んだ6つは、
ハンゼ/オランダ、マルタ、リンネ/スウェーデン、リンショーピン/スウェーデン、アグデル/ノルウェー、マサリク/チェコ。

最終的な条件は
心理学、特にポジティブ心理学とかウェルビーイングが学べるか
→ 社会福祉が大切にされてる社会・文化か(つまり北欧)
チェコは消去法、、だけど aesthetic とか Japan study とか面白そうじゃん?

交換留学生が来ないっぽくてペーチ/ハンガリーには申請できなかった(これかなり焦った)。奨学金申請のために、留学先で学びたいこと・選んだ理由・自己推薦・取りたい授業とか並行して念入りに考え調べ書いたから(その分本当にファイナル詰んでた)、自分の輪郭がはっきりしたし、どこ行ってもいいかなっていう6つを選べた。その前提に、どこに行ってもいいよ、とことこの好きなところ行きな、って言ってくれる家族本当にありがとう。

こないだ奨学金の学内選考通って財団の一次選考に進んだって連絡が来た。9月中旬に二次面接(10月に自腹で兵庫、学祭に被るなよ、、)に進むか否かの連絡が来ると。留学先は留学選考委員会というブラックボックスを経て決まる。その連絡はあと約1週間後。ドキドキ。今日は大きなスーツケースを買うべくアキバのヨドバシに行ってくる。秋セメはビザとか書類とか住居とか退去とかでまた忙しいんだろうな。

窓から身を乗り出す

心地よい家の中。空しか見えない高く小さい窓。
背伸びだけじゃ外は見えない。足場を作らなきゃ。
一人で調べものと考え事を積み上げても足りない。
いろんな人の観点や知識経験と、そこから生まれた調べものと考え事も重ねて、、まだ足りない。
いろんな人の優しさ、強さ、私への信頼とかに押し上げられる。
あともう少し。
最後は自信と直感の腕力で、、!

窓から身を乗り出して、顔を打つのは、荒涼とした砂漠の風か、南国の風か、はたまた吹雪か。
目に映るのはキャラバンか、カラフルな家々か、摩天楼か、森か、海か、いや、霧で何も見えないかもしれない。

外の世界がどうであれ、小さな窓から覗く顔はきらきらしているんじゃないだろうか。
足元の努力と支えは外からは見えないけど、私を見守ってくれてるよ。


留学申請の心の風景(笑)。かっこつけかしら? 実際そうかも。
でもこんな想像と物語に、日々ささやかに救われている私がいるからさ。
たまには言葉にしてみてもいいじゃん。

ではでは次の進捗と思いつきまで!(ちゃんと続けてね、私)

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