『わたしの幸せな結婚』アニメ第14話の感想
※この記事には『わたしの幸せな結婚』のアニメ及び同時系列までの原作の内容にかなり触れています。
※この投稿を書いている人は投稿日時点で原作小説8巻まで読んでいます。少しだけ匂わせ等の間接的なネタバレの可能性があります。読まれる方（特に初見で楽しみたい方）は各自の判断でブラウザバックをお願いします。
はじめに
さぁさぁさぁ！ ついにこの時がやって参りましたアニメ第2期です！ 長いようだったけどOVA感想も書いてたから思っているより感覚が空いてなかったり？ そうそうその13話の感想の話なんだけど、初出が原作8巻の特装版で視聴できる方も限られていたし、家にBlu-ray再生環境が無い事もあって発売されてから感想を投稿できるまでかなり時間がかかってしまったにも関わらず沢山の方に閲覧してくださったそうで本当にびっくりしております。今は確か配信でも見れるとか。物語としては箸休め的なお話なのですが、みんなのおめかし姿や意外なあの人たちの関係性が明かされるので、まだ見てないよという方はこのタイミングで視聴してみるのもいいかもしれません。原作だと2巻のラストが13話だったはず。
ということで2期もやりますアニメ『わた婚』1人感想会。1期の時のような実況スタイルは時間の都合上取れません。その分限られた文字数で色々と纏めていけたらなと思います。それでは改めて視聴開始！
感想
初っ端からサブタイトル秀逸すぎ問題
さーて今回は3巻冒頭らへんかな？ 原作を読んだのもかなり前だから大まかな内容はかろうじて覚えてるけど詳細は忘れがちなんです許してください。それにしても今回のサブタイが好きすぎる。先を知ってるとニュアンスがハッキリと通じてくるけど何も知らないと「ナニコレ⁈ どういうこと⁈」とフックになるかもしれないという塩梅。
最初の導入部分もシンプルで美しいながらも『わた婚』がどのようなストーリーを辿るのかを端的に表してるのも個人的に好きなポイント。美世さんの儚げな声色の語りも雰囲気にバッチリフィットしてる。あと2人の周囲にみんながいてくれるのも滅茶苦茶好き。
OPも1期よりも明るめになってる！ 1期と2期で美世さんの変化が感じ取れるように思えてしまって仕方がない。OP見てると美世さん、清霞さん、新さんってすっごく大人びた印象あるけど実年齢は若いし、年相応な外見でもあるんだなぁ～ということに気づかされる。特に美世さんは最近若返った？ と錯覚してなくもない。まあ最初は実家で使用人紛いの扱いだったし余計に年齢が高く見えてたのかも。
そろそろ本編の話に入りましょうか。2期感想は1話につき2,000字ほどで書く腹積もりなんで書きたいことは沢山あるけどキチンと吟味しなければ。という訳で序盤からは朝食シーンを！ 正気を疑われてそうだけどここの場面が頭から離れないんですよ……若夫婦（まだ婚姻状態）の朝食にご一緒してるいとこの図が面白すぎて。五回ぐらい実は昼食なのではないかと疑ってしまった。何時から来てるんだこの人。
とまあ勢いよく喋ってしまいましたが本筋はそこではなく。新さんが1期最後で見せた姿を継続してくれてるんですよ！ とても嬉しい。胡散臭さMAXなのもいいけどやっぱりこっちの方が似合ってる。とか興奮してたら清霞さんも髪下ろしてる、だと⁈ 朝だからね……いやいや、ダメダメおしゃれすぎます。ずっと同じヘアスタイルのキャラが突如別の髪型に替えると興奮でドキドキするオタクだっているんですよ⁈ それにしても首がしっかりとしてらっしゃる。
失礼、では次の場面の感想に移りましょう。ついに登場清霞パパ！ 年齢は重ねているけどそれを貫通するツラの良さ。マジでおいくつなんですか？ しかも顔だけではなく喉も良いものをお持ちの様だ。時々ビブラートかかってなかったこの人？ 自然だからあまり違和感も無いという。
カフェのシーンでさぁ、重要そうな紙を受け渡すシーンも地味に気合入った作画してなかった？ 大した事無いシーンだからこそ目を惹かれるしそこから重要な話が始まる導線になってくるのがまた。これは偶然という名の深読みなんだろうけど。1期のナイフクルクルといい、ここの製作スタッフはたまにしれっと凄い作画をスッと入れてくるから油断ならない。
あと美世さんの方を向く清霞さんの顔が良すぎた。清霞さんには美世さんがいるのは重々承知だし2人の関係を邪魔するつもりは微塵も無いのですが、それでもこの方の顔面が良すぎるという感情を抱くことは罪にはならないと思うんです。状況が状況なせいで余計罪深さが増してるような。というか今回赤面へのアツいこだわりを感じるような。
夫婦といえばこのイベント！
ということで始まりました相手のご両親にご挨拶回！ あまりにも無駄が無い導入だった。新婚夫婦には必須イベント（だと勝手に思ってる結婚未経験者）だからいつかは来ると思ってたけど思いの外早かった。でもこれはあくまでもストーリー進行上の事であり、普通に考えると作中の反応がとても妥当に思える。
テンポ感のため仕方は無いのは確かなんだけど背景もうチョイ見せて！ と叫ばずにはいられなかった。いや普通に綺麗だし一昔前の建物の構造があまり見慣れてなくてテンション上がるんだよ。帝都の和洋折衷も良いけど自然と新しめ(?)の建築のマッチの雰囲気も田舎らしさが出てていいんだよなぁ～。
そんな訳でやって参りましたもうひとつの久堂家・ザ・タイトル回収。絵に描いたようなお金持ちのお家ムーブがたっぷりで楽しい。こういうの久々に見たかもしれない。お母さまの声すげー好きだわ。マダムだけど甲高いキンキン声じゃなくて貫禄も落ち着きもあるのが良い。あとパパ様との距離感の近さが印象深かったからこそ母子の距離感に寂しさを感じてしまう。どこも良い関係とは限らないから仕方がない（色んな家の親子関係に思いを馳せつつ）
話は少し変わりまして、キレる清霞さんでしか得られない栄養、あると思います。CM明けでいい天気なのをキッチリ描写して偶然の可能性を減らしているところにも余念がない。パパ様もふざけた描写が多かったからこそギャップが映える。そういえばこのお方、引退したけど帝都で異能者やってたんだった……。
デートシーンもよきよき。お土産の置物手作り感ましましでかわいい。手に収まるサイズなのがまた。わかいい×かわいいは無敵なんだなって。
そんでもって最後のシーンよ。布団だったらすぐに増やせるけどベッドだから部屋に追加するのも難しいし隣に布団敷いても違和感あるし、なんつーか囲まれたなって思ってしまった。こうなったら金掛かってる家具特有ベッドのデカさに賭けるしかない。にしても枕多すぎない？ そんなもん？
さいごに
ということで駆け足になってしまいましたが2期一発目の感想はここまで。予定文字数滅茶苦茶超過してしまったけど今回初回だし、OPの感想もあったからそんなもんということで。次回からはもう少し短くなるかと。では次回待機！ 2月頭まで投稿が不定期になるかもですがタイミング見て感想書いていきたいと思います。