記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

【ネタバレ注意!】読書感想『アンデッドアンラック 9 好きって』

※注意※

  • この記事はタイトルにある作品及び同シリーズのネタバレありの感想文となります。事前に該当書籍を読了していることを前提としています!

  • 内容にもガッツリ触れているので、これから読むという方は今すぐにブラウザバックをしてください。

  • 雑な妄想、考察等自由に書いています。何でも許せる方向けです。

  • また、サムネイルにイラストAC(https://www.ac-illust.com/)様の画像を使用させていただいています。

 また、今回は9巻の感想となります。巻数の程お間違いのないようにお願いします。前巻のネタバレ感想はこちらの方になります。


はじめに

 この記事がいつぐらいの季節に出ているかは分かりませんが、少なくとも私がこの "はじめに" を書いているのは8巻の感想(上にリンクがあるやつ)を書き終わってこれから投稿するまでの間に書いてます。割と直後です。1時間SPはまだ日付も分かってないです。

 8巻の感想書いてふと思い出したんだけどアニメの無駄に長い実況感想やってた時期からまだ1年も経過していないことに衝撃を受けてました。最新刊まで追いついたら情報少ない中でどんなこと考えてたりしたのか振り返ってもいいかもしれない。軽い考察とかもしてたような気がするし。昔書いた自分の文章振り返るのちょっと恥ずかしいけど。


感想タイム

※今回時系列若干前後してます!

UNDERの皆さんのことが気になって仕方がない

 いやぁ~やっぱり敵陣潜入って良い文化だと思う。分からない事だらけの敵対組織の全貌が明かされる大チャンスだし。

 初っ端風子ちゃんが『君伝』読んでる下りでもう笑ってしまった。記憶が正しければ彼女は人質だったはず……。まあ流石にその為に購入されたわけではなかった訳だけど、それはそれとして出所がまた。アジトがアジトだから本屋さんで大人買いしてるシーンを想像してしまったんだが。巻数多いから大型書店に寄ったのかな? あ、でも通販でもコンビニ受け取りとかあるか。あのシステムっていつ頃できたんだろう。

 いきなり脱線しそうになったので方向修正しましょう。結構今まで出番が多かったキャラの関係性もハッキリと分かってきてテンション上がった。やはり敵陣(以下略)。個人的にはラトラさんのインパクトが強かった。リップさんと一緒にいるというかセットみたいな感じだったし何だったら「奥さん」発言あったりしたりとそういうモノだと認識してたからなぁ~。服装も相まって大人のお姉さんみがむんむんしてた。異性の関係が全て恋愛とは限りませんしね。でも番外編やらを見てると大分距離感近くない? と思わなくもないです。それを含めての表現か。

 あと不運通せそうなUNDERメンバー分析でトドメ刺された。完全に仲良しさんじゃないですかー! まあもうそれは前巻から分かり切ってたことか。

 そして今回個人的に新たに気になったのはくるるちゃん。感想書くためにじっくりと登場シーンを読み直すと良い子過ぎない? となってしまった。ガチ初見の時は唯々不憫な子の印象だったはずなのに。私が変な方向の解釈してるだけなら申し訳ないけど自身の能力に関してアイドルとしてズルいと思ってそうな所が特にいいよねってなった。

 プロフも併せてアイドルである事が好きなんだなぁというのが伝わってくる。そんな子が表でキラキラ輝けないのが辛すぎるよ。というかこの子のプロフページが最高すぎる。お約束と化した体重芸シリーズで1番好きかも。アイドルくるるとしてのプロフと少女貞子としてのプロフがあるのも追加で。あとノリノリ決めポーズが最高にカワイイかったです!

 あとさーくるるちゃんが人間として良いキャラしてるのは当然としてさーこの子の能力も面白いよねーってなった。何というか、回避条件で他のキャラの考察がはかどりそう。というかUNDERメンバーの時点でもうカオスな件について。UNIONも効かなそうな人割といそう。

 不貞能力そのものとしてもかなり興味深い。強制力はあるけど諸刃の剣な危うさがあるのがザ・能力ものって感じがする。でも最大の問題は私が貞淑の意味をキチンと理解できてないせいで曖昧な事しか言えないんだよね。調べてもイマイチピンとこなかった。不勉強で申し訳ない。これなら発現時の死人ノルマも大丈夫そうかなと思ったのもつかの間、ゾンビ映画の如く襲い掛かってくるファン(?)達を見てるとふと昔ニュースで集団が密集したときに人がドミノ倒しになって……ってのを思い出してしまった。頼むから私の気にしすぎであって欲しい。

 UNDERメンバー、今までいたキャラも、最近登場したキャラも詳細がまだまだ分かってないけど個性が粒ぞろいだなと改めて実感できた。これからの春編、その先でどんな活躍をしてくれるのか改めて楽しみになった。で、アンディの爆弾発言(こっちはちゃんとした比喩)で新情報が発覚した友才さんもどうなるんでしょうね~。というかちょっと気になって本編読み返してたらこの人もう出てたじゃん⁈ 当時は分かんないけど否定者だったのもびっくりだしそもそも再登場自体が予想外だったから完全に頭の中から抜け落ちてた。これ驚かな人の方が少ないような気がするけど実際どうなんだろう。他の人の当時の反応も気になってきた。というか、え、というかどこをどうしたらそういう関係に? ジョークなのか⁈

 偶然の産物とはいえ周辺にいた女性陣の対応もグッジョブ。1回で良いからUNION女性陣で恋バナしてほしい。絶対最高じゃん。

全面対決! 待ってました!

 さぁさぁやって参りましたUNIONとANDERの全面対決のお時間です! 事前準備もしっかり目に描写されてた辺りから本気具合が窺える。星空の下での会議シーン、あそこの空気感めっちゃ良い。あととても本筋とは関係ないけどあそこの月のクレーター部分の描写がリアルよりで綺麗だったのが印象深い。

 そして始まる決戦。桜だらけの東京が幻想的。ゲームの 3D フィールドで動き回ってみたいと一瞬考えてしまったけどあまりにもク……一方的な設定のせいで速攻で引っ込みました。

 対戦カードも見てるだけでわっくわくする。最初にスポットが当たった組もそうなんだけど相性勝負ということだから普段見ない組み合わせのカードなのもあってイメージ図な見開きだけでも無限に眺めてしまう。今回出なかった男女コンビ+マスコット(広義)とかサポート周りの行動が多くて直接戦闘できるのか⁈ なタイマンバトルとか大雑把に見ると似た要素になってる? とか考えてしまう。

 とてもどうでもいい話なんだけど例のコマのタチアナちゃんのポーズがコンビニでたむろしている不良に見えてしまったのは内緒で。足パーツが短めなのに加えて足と胴体の境目がピンポイントで隠れてるので錯覚起こしてるだけだと思う。あとバニーちゃんの能力フォントが背中にすっぽり収まってるのに謎の可愛さを感じてしまった。スポーツのユニフォームっぽくない?

 閑話休題。それでは今回カメラがまわったカードの感想タイムと行きましょう! こっちは少年コンビ VS めっちゃ戦闘馴れした人という対照的な組み合わせ。作戦上手くハマりそうだと思ったけど的確に対処していくからどう決着がつくのかとハラハラしっぱなし。というかクリードさん、普通に能力名と名前を続けて表記されただけなのに強者感しか出てないのズルすぎません? 私が知らないだけでそういう異名がすでにあったのかもしれないと勘違いしそうになり申した。

 同年代コンビいいよね。現実を見ているかのようなえげつなさを挟みつつもお互いを信じてできることを全力でやってる姿がカッコいい。夏でもあったけどこっちとはまた違ったテイストでお見せされるとは。

 そしてここでトップ君の回想タイム! のはずなのに真っ先に思いついたのが回想で登場した家族が死んでないのって今回が初じゃね? だった私を誰か殴ってくれ。ママさんいなくなったら流石に耐えられないけど。(あとママさんはプロフVer.もいいよね)今回は平穏そうだから大丈夫だと思ったけどそんなことは無くノルマ達成してたしね。ここまで来ると逆に死人が出ないケースが何割なのか気になるよ。トップ君が彼らしい日常を過ごす良い子だったからこそ辛さが増してたと思うよ。からのUNION行くまでの流れがまた響くんだよねぇ……もう取り返せないものもあるけどそれを承知の上で言わせてもらう、幸せになってくれ。

 これ以上回想の話してると私の気分も沈んでくるし現在軸の話もしよう。専用装備はロマン。何気にあのメンツ全員持ってるよねってことに今気が付いた。ガチ戦闘感あっていいよね。

来るよ、LOVEの波動が!

 全面対決を控え、どの局面でも目が離せなくなってきた『アンデラ』。しかし、基盤中の基盤でもあるアンディと風子ちゃんの関係性も忘れたわけじゃねーよな! ってレベルで魅せつけてきた。今回特にヤバい。今までの行動を真意を交えながら振り返りつつ、新しいステージに踏み出しに行ってる。

 最初でもちょこっと触れた『君伝』読み返す時にアンディとの思い出も振り返ってる風子ちゃんがもう乙女の顔してた。好き。第1話の超序盤のセリフもセットでプレイバックすると更に感慨深くなってくる。本当に良かったね。

 一方でアンディ側もじっくりと描写してくれるのも良き。今回セリフ回しがどれもインパクト強くて全部についてコメントしていきたいけど色んな意味でそれは良くないので1つだけ、いつもの決め台詞改変。ありそうでなかったやつ来たね~と同時に今の彼の心情が重なってるのが痺れる。

 大冒険を経て恋愛関係が新たな局面を迎えたんだなぁというのが良く分かる回だった。ただ2人の関係を丁寧に見つめ直すだけでもいい味なのに、このタイミングで出てきたくるるちゃんという存在が本当に更にスパイスになってる。だからこそ最後のページのシンプルイズベストの火力に全て持ってかれる。巻についてる副題が何気ないセリフっぽいのがまた雰囲気にあってるんだよねぇ~。

さいごに

 あとは完全に書く場所見失ったのが1つ、クロちゃん、って滅茶苦茶優秀? 信頼というか義理っぽい関係なのもまたお洒落よね。時々UMAなこと忘れてしまいそう。

 取り敢えず書きたいことはこのぐらいかな? ということで感想タイムはここまでです。書き始めた時は文字数そんなにいかないだろうなと思ってたけど全然そんなことは無かったぜ! そりゃ1巻で全面対決とキャラ毎のエピソード複数と恋愛新展開やってるから当たり前か。コミックの情報量舐めてましたすみません。次回以降も文字数多くなりそうな予感がしてきた。今回も削った部分あるけど、なるべく取捨選択はしていかないと。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?