心の奥底に隠された自分を見つける!ジャーナリングで自己発見
【はじめに】
自分の感情に氣付くことは、とても大切です。感情に蓋をしてしまうと、知らず知らずのうちにストレスが溜まったり、自分のことが分からなくなってしまったりします。
では、どうすればいいのでしょうか?
意外とお勧めなのが「ジャーナリング」です。
最後にジャーナリングのフォーマットをご紹介しますので、ご活用くださいね。
【ジャーナリングとは?】
ジャーナリングとは、日記のように自分の感情や思考を書き出すことです。しかし、単なる出来事の記録ではなく、感情に焦点を当てたものです。感情を文字にすることで、自分の内面にある思いに気づきやすくなり、整理することができます。
【感情を抑えることの危険性】
多くの人が、忙しい日常の中で自分の感情に向き合う時間を持たず、無意識に感情を抑え込んでしまうことがあります。感情を抑え込むと、以下のような影響が出ることがあります。
✅️ストレスの蓄積
✅️自己理解の不足
✅️人間関係の問題
✅️体調不良
感情に氣付くことは、自分を大切にする第一歩です。
【ジャーナリングの基本ステップ】
1. 今感じていることを書き出す
「今、私は何を感じている?」というシンプルな問いからスタートしましょう。感情が曖昧な場合でも、何も浮かばない時でも、思い浮かんだ言葉をそのまま書いてみましょう。
2. 出来事と感情をつなげる
その感情がいつ、どんな出来事から生まれたのかを書いてみます。例えば、「今日、上司に叱られて悲しかった」「友達に褒められて嬉しかった」といった感じです。
3. 感情に名前をつける
感情には多くの種類があります。嬉しい、悲しい、怒り、恐れ、安心など、具体的な感情に名前をつけることがポイントです。感情に名前をつけることで、その感情をより理解しやすくなります。
補足: 感覚で表現する
感情を言葉にするのが難しいと感じる時もあるかもしれません。そんな時は、無理に言葉を探さなくても大丈夫です。「ふわふわ」「わくわく」「ちくちく」など、感覚で感じる表現を使ってみましょう。このように感覚的な言葉で感情を表すことで、少しずつ自分の気持ちに寄り添うことができます。感情は時に複雑で抽象的なので、具体的な言葉にこだわらず、自分の感じていることを素直に表現することが大切です。
4. 感情の原因を掘り下げる
次に、その感情がなぜ湧いたのかを考えてみましょう。感情の背後には、必ず原因や背景が存在します。「なぜ悲しかったのか?」「どうして怒りを感じたのか?」自分自身に問いかけてみましょう。
5. 感情に対処する方法を考える
最後に、その感情にどう対処するかを考えます。例えば、「怒りを感じたけれど、深呼吸して落ち着こう」「次は、こういう状況では冷静に対応しよう」といった具合に、今後の行動につなげていきます。
【ジャーナリングのフォーマット例】
次に、実際に使えるシンプルなジャーナリングのフォーマットをご紹介します。このテンプレートを使えば、毎日少しずつ感情を整理することができます。
【ジャーナリング・フォーマット】
1. 今日の出来事は?
(例)今日は友達とカフェに行った。
2. その時の感情は?
(例)安心感、楽しい、少し緊張した
3. その感情を引き起こした原因は?
(例)友達が私を元気づけてくれて安心した。初めてのカフェで少し緊張した。
4. 今後、その感情にどう対処する?
(例)緊張した時は深呼吸して、リラックスする時間を増やすようにする。
【まとめ】
感情に氣付くことは、自己理解や心の健康にとって大切なステップです。ジャーナリングを習慣にすることで、感情の変化に敏感になり、より自分自身を理解することができます。ぜひ、このフォーマットを使って、日々の感情と向き合ってみてください!
💡補足【ジャーナリングとは?】
ジャーナリングとは、日常の出来事や感情、思考をノートや日記に書き留める行為のことです。単に出来事を書き連ねるだけでなく、自分の内面に起こっていること、特に感情に焦点を当てて書くことがポイントです。
ジャーナリングの目的は、日々の忙しさやストレスの中で気づかないうちに溜め込んだ感情を外に出し、整理することです。感情を言葉にすることで、自分が本当は何を感じ、何を求めているのかを理解しやすくなります。
例えば、ストレスを感じた日があったとき、「今日は仕事で忙しかった」と書くだけではなく、「忙しさにどんな感情を抱いたか?」という問いを自分に投げかけ、それに答える形で書いていくのがジャーナリングの基本です。
ジャーナリングのメリットは、感情を外に出すことで頭の中が整理され、気持ちがスッキリするだけでなく、自己理解が深まり、自分を大切にする時間を持てることにあります。また、感情を観察することで、心の中のパターンや繰り返し感じる感情にも氣付き、成長や変化のきっかけを掴むことができるでしょう。