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妻から「家出する」とLINEが来た!

外回り中に妻から「家出する」とLINEが来た。心当たりはとりあえずない!
そっとスマホを閉じるとピロンと着信音。
恐る恐る開くと「警察呼ばれるかもしれない」とLINE。
やばいやつやん。そっとスマホを閉じ、現実逃避・・・。
ピロンピロンピロン・・・。車内に鳴り響く着信音。そっとスマホを開く。
そして理解した。しょうもない話だった。

とにかくでかいゴキブリが室内に侵入したって。セミなみにでかいらしい。何ゼミやねん。状況は上の通りだ。「ぎゃー」と悲鳴を上げて逃げる妻。駆け寄るニャンコ。
そして、更なる悲劇が起きた。

猫の口から飛び出るGの触角。奇声を上げる妻。その声に驚いた猫からGが逃亡し、そのまま行方不明に。こうして、妻の「家出」発言が飛び出しのだった。
ちなみに叫び過ぎたから警察が呼ばれると思ったらしい。

事件から3時間後、妻に「家出」したかと聞くと「した」という。「どこに」と聞くと、「職場」と回答があった。早く出社しただけやん。

夕方、帰宅した妻から「ダッシュで帰れ」とLINE。帰り道、神社の池に住む亀の写真や野良猫の写真を撮って、送りつけてやった。

帰宅すると仁王立ちの妻。有無を言わさずGの捜索が始まった。
家具の裏、ドアの隙間、戸棚を見ているとリビングから叫びごえ。
テレビボードの引き出しの中に潜んでいたらしい。
右手にフマキラー、左手に丸めた市報を装備し、引き出しの中のGとご対面。
まあまあでかい。5センチくらいかな。

フマキラーで先制攻撃!逃げるG。猫のトイレの裏からダイニングテーブルを抜けて、ソファーの裏へ。なかなかしぶといやつだ。

5分ほどの格闘の後、市報の合間に挟んで圧殺。我が家に平和が訪れた瞬間だった。その後、妻にセミ並みっていうけど、「何ゼミなん」?と聞くと「その辺にいるやつ」と回答があった。結局、何ゼミかよくわからなかったが、油蝉ではないらしい。

ということで、しょうもない話でした。すいません。次はちゃんとVRの話を書きます。最後まで読んで頂いてありがとうございました。


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