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40代の育毛事情(後編) 〜フサフサとの出会い〜

前編では、ヘッドスパ専門店を訪れたことをきっかけにスカルプケアに目覚めた話を書きました。後編は、シャンプーを変えたら「フサフサ」になった話です。

去年の冬、ずっと使っていたオーガニックシャンプーを使い切ったので、
ヘッドスパ専門店に売っていたシャンプー「oddiotto」に切り替えた。
美容室にしか売っていないお高いやつだが、その使い方はとても面倒だった。

髪をよく濡らして洗い、泡立てた後は15分ほど放置するといったものだ。
待っている間は暇なので体を洗い顔も洗う。
シャンプーが垂れてきて目に入ってもグッと我慢だ。

週に1回しか使わないトリートメントもシャンプーと同じものに変えた。
浴槽に浸かっている時に塗り込み、目に入らないようタオルを巻いた。

こうした作業を1週間ほど続けるとすぐに変化が現れた。
ブローで柔らかく舞う前髪。根元は葦のように力強く頭皮に根付いている。その手触りはサラサラでふわふわ。赤子のようだ。一方、頭皮はふんわりと弾む。脂っ気もなく実にみずみずしい。

シャンプーひとつでここまで変わるのかと驚いた。髪の毛が増えたわけではないのに「フサフサ」になっていたのだ。女性がヘアケアにお金をかける理由を知った。そして、髪を大切にしたいと思った。

あれから半年。丁寧な洗髪と育毛剤は今も続けている。夏に入り髪を切ったのであの「フサフサ」を実感することできないが、秋になればまた伸ばそうと思う。ブローで揺れる髪にテンションが上がるあの感動と興奮を味わうために。




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