みっきーのリアル登山者の端書き#705『人気さとマナー』
私は実は人が多い山が得意ではありません。
山を歩きなれた多くの山仲間も、混んでいる山よりも空いている山を選びます。
その理由のひとつが登山時のマナーについて、気疲れをすることがあるためです。
山に慣れた登山者の場合、後ろから自分より速いペースで登ってこられる方がいた場合、道譲りをして先行してもらいます。
人が多い山だとそうしたマナーが徹底されていない人の割合も多く、道を譲っていただけません。
そうなるとこちらから声をかけて道譲りをお願いすることとなります。
それが頻繁であればあるほど気疲れをしてしまうので、人の多い山は避けたいと気持ちが募ってきます。
その山に人が多いということには理由があります。
アクセスがしやすい、登りやすい、見どころがある、などなどですが、それらに対して人が集まることに対して、特別に対策が取られていないことが多いです。
山のマナーについてもその場に立て看板で通達してあるわけでもない状態なので、そうした多くの人が集まる機会がある場所については、マナーや安全情報などの周知を行なうスポットがある方が適切のように思います。
人がたくさん集まることをは大きな力になりますが、同時に方向性が整わないこともあり得ます。
そうしたときにどのようにすればうまくまとまっていくか、色々な知見を取り込んで良いエネルギーとして活用したいものです。