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シャドウバースと私

はい、久しぶりの投稿になります!
今回は以前のコードオブジョーカーと同じジャンルのデジタルカードゲームのお話。
現在も普通に遊べるゲームですが、さすがにシステム劣化と見たか新ルールと新グラフィックで夏頃にゲームが変わるそうです。
そんな今回はシャドウバースと自分がどう向き合ったか、というお話。

シャドウバースを始めたきっかけ

なんと始めたきっかけは発売されて半年しないくらいの時に自分が初めてスマホを持ったから、というのがきっかけ。
スマホのアプリゲームをやりたいな~、と思っていたらCOJに近いこんなゲームあるよ、って紹介されたという感じでした。
ただ、気になっていたのはCOJで「デジタルカードゲームは初動で課金しないとついていけない」というのを経験していたので「どれくらい課金すればそこそこ遊べるレベルになるのか」というところがありました。
しかし、自分がスタートし始めたのがライズオブバハムートという比較的初期段階だったのと無料パック配布が豊富、そして使いたいカードがあるならいらないカードをレッドエーテルというものに変換して別のカードを作ることが出来る、というシステムだったため使いたいデッキがあるならばそこまで課金が必要ではない、ということがわかります。
そしてスマホゲーあるあるですが日々更新されるデイリークエストを消化するだけで新弾になってもそこまで大量の課金を必要としない、ということがある程度継続してこのゲームをやれたかな、という最大の理由。
ちなみに現在は夏にリニューアルがあって今持っている財産がほぼ意味なし、ということが宣告されているのでとにかくデイリーをこなす、ということはなくなりました。
しいて言えば配信ソフトのミラティブのデイリークエストである15分配信をこなすのにシャドバでデイリーこなすと大体そのくらい、って感じでなんとなく続けていた、って感じでしょうか。

COJとシャドウバース

COJが紫を追加したあたりからあまり魅力を感じなかったのに対し、オンライン対戦が無料であるシャドバをある程度やってしまうとシャドバのほうが低コストだし気軽にできるしとりあえず環境デッキで簡単そうなの握っておけばある程度勝てる、ってなってCOJから離れ、シャドバに移行し始めます。
そしてCOJでの基礎がある程度生きたのか結構簡単に当時の最高ランクであるマスターに到達。
それもこの時代に流行っていた一つの物がきっかけでした。

シャドウバースとニコニコ生放送

ニコニコ動画のころから色々と見てはいたもののニコニコ生放送が定着したあたりから自分も色々な配信を見るようになります。
主に見ていたのは対戦格闘ゲーム。
特に見ていたのはGODSGARDENというところでやっていた「裏顔TV」という色々なゲームを色々なプレイヤーがコメントとやり取りしながらやっているスタイルに本当にハマっていましたね~。
この影響があって今でも対戦格闘ゲームのシーンは追っているし、そのなかで一番好きになったのが「かずのこ」さんというプレイヤー。
特にこういう動画系が大好きでした。

今でも現役で色々な方がやっているゲームですが、ある程度のゲーマーがパーティープレイをしたらどうなるのか??っていうのが面白いところ。
やっぱり基本をおさえてるプレイヤーが強いんだなぁ、ってのがよくわかるところでもあります。
ちょっと脱線してしまいましたが本線に戻りましょう。
このころ、ニコニコ生放送でシャドウバースの配信をしている、という人がそこそこの人数現れました。
というのもシャドバ自体がニコ生との連携をしていて気になったら見ることが出来る、という。
ここである程度強い人を見つけたらそこを参考にすればある程度戦える、という感じでした。
そんなのもあったのか自分と感覚が合いそうだ、と思う配信にはいっぱい顔出して、ってやっているうちに知り合う人も増えてきます。
のちにシャドバのニコ生はミラティブに負けてしまうのですが、ニコ生だと配信者とリスナーの距離がほどよく開いていて逆にミラティブは手軽だがリスナーとの距離が近すぎて色々と問題が発生する、というのがあったりしました。(このあたりは後述)
そんなニコ生、ほどよい距離感ゆえに感覚近い、とわかったならばネット上でお話ししましょう、だとかオフで会いましょう、みたいなことが起こり始めます。
実際シャドバで知り合ったけど他のゲームで仲良くしている、って人が意外と多い。
そんな中、新たな配信ソフトが登場します。

シャドウバースとミラティブ

現在でも使われている配信アプリのミラティブですが、自分がそれを知ったきっかけはシャドバ。
ニコ生だと機材の問題で配信大変だけどミラティブなら気軽にスマホ一つで出来る、というところが売り。
実際、ニコ生からほとんどの人がミラティブに移行します。
しかしミラティブならではの問題点がいっぱいありました。
そのなかで一番のウエイトを占めているのが先ほども出しましたが配信者とリスナーの距離感という問題。
ニコ生で10人くらいリスナーがいる、って人がミラティブに来た場合、ひとりひとりユーザー名とコメントが出るため、10人が配信に来てしまった場合、全員にレスポンスを返すのが非常に難しい、というところ。
結局レスポンスにリソースを割いてしまうとゲームどころではない、というせっかく配信したいしたくさんの人に見てほしいと思っているのに多すぎたらそれはそれで問題になって対応しきれない、というのがあったりします。
なので気軽に配信できる、っていうところが仇になってしまって逆に配信をやめてしまう、という人が増えた、というのもありました。
まぁそんなのもあってシャドバの配信をする人はかなり少なくなり、その時のランクマッチ環境や競技シーン環境を知るには、ってことで新しいプラットフォームに移行することになります。

新しい配信環境「OPENREC」

そんな中登場したのがこのオープンレックと言われるプラットフォーム。
ここで配信している人はとにかくガチ勢が多く、eスポーツ時代になってシャドバのプロが現れてからはシャドバの配信と言えばここがメインになります。
というのも最高賞金額をもらえるRAGEという大会がシャドバにはあるのですが、その配信がここでしかなかった、というところ。
今はオープンレックが弱くなってしまったことでそのほとんどをYoutubeに取られていますがシャドバなどのゲーム系をオープンレックが全押ししていたので配信者がかなりこちらに流れ込みます。
実際自分もここでデッキを知ったりプレイングを知ったりがほとんどでした。
また、格闘ゲーム系もこちらに流れ込んできた人が多く、もしかして意外と使える配信場所なんか?って思ってしまう時があるほどでした。
しかし、新たなプラットフォームがオープンレックを崩してしまい、シャドバの配信をする人が迷子になってしまう状況が生まれます。

中国からの刺客「Mildom」

この配信プラットフォームが配信者を大混乱させる時代へと突入させてしまいました。
まぁ、この手の新しいプラットフォームが出る時はなんらかの売りが無いと厳しいのですが、このミルダムではある程度有名なゲーマーに月額報酬を与える、という制度を取ったこと。
これによって一気にゲーマーがミルダムへ流れ込みます。
しかし、オープンレックはシャドバを作っているサイゲームスと大きなつながりがあるためミルダムでシャドバの配信をすることを禁じる、という対策を取ります。
これによって困ったのがシャドバだけをやっているのではなく、マルチにゲームをやっていてその中でシャドバもやっている、というプレイヤー。
オープンレックを蹴って報酬のあるミルダムに来たがシャドバが出来ないので仕方なくYoutubeに来る、って方も結構いました。
それを見越してか鼻からオープンレックではなくYoutube、って人もいましたがやはり少数派。
結果的にこのことがオープンレックが衰退してしまい別路線に舵を切ることになってしまうのですが、シャドバを見るなら無理してオープンレック、ってなってしまいそこまでして使いたいか?ってなってしまいました。
格闘ゲーマーもこのミルダムにかなり振り回されて現在がある、ってのげ現状で今は比較的配信環境がいいTwitchに流れ込んでいますね。
それくらい一時期は待遇の良かったミルダムなのですが、突然報酬廃止が決まって迷子になる、って方が増えていました。

んで、ゲームとしてはどうなの?

ここまで配信環境の歴史を軽く紹介しましたが、ある程度強いデッキだったりどういう風に使ったらよいか、っていうのをマネするためには配信見るのが手っ取り早い、というCOJと同じような状況でした。
ただ、COJと大きく違うのはカードゲームではよくある相手のターン中にこちらの手札に関与する行動、ってのがシャドバはほとんどなく、基本自分のターンで考えれば全てOKというゲームだったこと。
まぁある意味将棋のようなゲームで先手はとにかくやりたいことをやる、後手はそのやりたいことを妨害するような対応手を打つ、というゲーム。
なので圧倒的先手ゲーとも言えてしまうようなゲームとなっていきました。
それも新しいシステムを3か月単位で入れていく、というゲームだったのでユーザーはそれに対応しなければならない、そしてそれが積み重なればなるほど難しいデッキほど強くなり、自分のようなライクユーザーは置いてけぼり。
ある程度までは自分も対応しましたが、ここ1年のシャドバは本当に難しいデッキが多く、気軽に遊んで楽しもう、ってデッキが少なくなってしまったことで遊びにくくなってしまったこと。
たまに簡単なデッキも来るのですが、強すぎるがゆえにナーフ(弱体化)をすぐに食らってしまうので変化に対応するのが厳しくなってくる。
やっていて1年くらいの手軽に遊べてそこそこ勝てる面白いゲーム、ってのがどんどんなくなっていきました。
それもあってか格ゲーと同じように競技シーンは参加するものではなく見るものとしてやったほうがゲームが面白い、という感じでした。
それもあってYoutubeで活動されているプロの方の動画を見てある程度どういうゲームになるのか、というのを知識で置いておいてから競技シーンを見るとそれなりに楽しめる、っていう完全に「観る将」と同じ感覚。
しいて言えばプロで活躍されている方が比較的身近に感じる存在、ってのがいいところなのかもしれません。
(ただプロの方の努力は半端なく、勝つための努力と時間は相当なもの。)

プレイヤーとしての自分は・・・?

配信の歴史を触れたようにとにかく動画を見て、配信を見てマネをするというスタイルでやっていたのでこれはある意味COJでやった経験が生きた形。
ただ、競技シーンに手を出すか、と言われたらそこまでガチでやる気力は無かったという感じ。
おそらくCOJで優秀な成績を出しているプレイヤーと自分とでは格が違いすぎる、ってのを早期に判断したからという感じでしょうか。
なのでランクマッチでそれくらいには勝てる、って感じでやってちょっと練習に付き合って、と言われたときに対応できるくらいには頑張ってました。
あとは自分が得意とするところは「読みあい」なのでそれを活かした戦いが出来るのでランクマッチのような初見殺しデッキが出てくる状況よりも競技シーンのようなある程度形が決まったものしか出てこない、のほうが対応しやすいというのがあり、RAGEに出たいという方のスパーリング相手として色々とやっていた、ってのがありました。
ある意味「中級者」っていう感覚なのかな~と思っていましたね。
ですが近年になってデッキ難易度がとにかく跳ね上がったこととコロナ禍で大会自体がオンラインになったのもあって練習相手はもっと出来る人にやってもらったほうがよい、ってので余計にライクプレイヤーになっていった、という感じでしょうか。
そして次はそのプレイヤーを狂わせたRAGEという大会のお話です。

歴史を変えた賞金制大会「RAGE」

シャドバの競技人口を増やしたきっかけがこのRAGEと呼ばれる大会。
優勝賞金が400万円ととにかく破格。
これを目標としてプレイヤーとなった方も多く、それゆえに普段のランクマッチと別に「競技シーン」という別のゲーム性が存在。
特にコロナ禍になる以前はシャドバの大型オフ会とまで言われたほど。
モチベーションが高い人たちがとにかく多く集まる大会となりました。
しかもマネーフィニッシュという一定の成績を上げると賞金がもらえる、というのもあってガチ勢はとにかくこれを目指してやりこんでいる、という感じでした。
ここまでの話で違和感を感じた方、いますでしょうか??
違和感を感じた方、かなり法律に詳しい方かと思われます。
実は日本の法律ではこういうイベント大会で賞金を出す場合、最大上限額は200万円まで、となっています。
でもその昔1000万円もらえるクイズ番組とかあったよね?って思った方いますでしょうか??
このカラクリは比較的簡単で5人で参加して1人が代表としてチャレンジ、その賞金は200万×5人の1000万となっているわけです。
つまりどうやっても賞金は200万円までが最大なはずなのですがRAGEは一人に400万円、むしろ今は1000万円になっている。
このカラクリはというと・・・
RAGEの大会優勝賞金は賞金ではなく「イベントの出演料」、つまりはギャラとして支払われる、ということになっているようです。
逆を言えば契約して仕事をするという意味になるので一回の大会を仕事にするわけが支払っている側にするわけがありません。
なのである程度上位に入ってギャラをもらった人はある意味シャドバに張り付け状態。
一定期間はイベントに協力してね、となるわけです。
それもあってRAGEから競技プロってなるルートが本当に多く、これが苦しくなってプロを早期に離脱する、なんて方も結構いらっしゃいました。
つい最近ではAxisのrumoi選手が今期で卒業、って話題もありました。
将来を見た時にセカンドキャリアが望めないシャドバは苦しい、ってのが見えてしまったのかもしれませんね・・・
実際プロゲーマーのセカンドキャリア問題は結構根深いようでFPSプロは特にそれが激しいようです。

シャドバも夏から新規アプリになりますからどれくらい新規層が取り込めるか、ってのが大きな課題になるでしょうし、早くもその対策としてメタバース空間で色々なアプリやゲームが楽しめる、中には麻雀もあるみたいな話も。
しかしシステムが複雑になりすぎた近年のシャドバをシンプルに戻すことは不可能でしょうからどれくらい宣伝費を使ってやるかは注目の集まるところ。
おそらくストリートファイター6のようにたくさんのVtuberさんを巻き込むのではないか、というのが想定されますね。
しかしながら「課金ゲー」であるところがどうなるか?
自分も注目してはいますがそこまでの課金はしなさそう。
魅力あるなにか、があればワンチャンなんだろうなぁ・・・

というわけで今回はここまで!!
次回は「麻雀」!
主に雀魂の話がメインになりそうですが、そこにたどり着くまでに本当に色々あったのでもしかしたら複数回シリーズになるか?!

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