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吉田修一『ひなた』
季節は巡っていくよね、いつまでも。
めぐるめぐるよ時代は巡ると歌ったのは中島みゆき。
出会いの数だけ別れは増えるそれでも希望に胸は震えると歌ったのはMr.Children。
日常の中にある当たり前を噛み締めながら生きたいもんだね。
あけましておめでとうございます。
2025年になりましたね。
年末年始、ずっと本を読んでいました。
贅沢な時間を過ごしました。
読む本がなくなってしまうと思い大晦日に梅田周辺にある書店へ駆け込もうと思ったら、ほとんどのお店が結構早い時間に閉まってて結局何も買えませんでした。
元日も同じようにどこもやってないんだろうなと思い、ふらふらと近所を散歩していたらよく行く個人店の古本屋が開いていて、そこで10冊くらいまとめ買いすることができました。
「1日から開けてるんですね」
と店主に話しかけたら、
「他にすることないから開けてます」
と返された。
「お正月は何かするんですか」
と店主から質問されたから、
「家に篭って読書ですね」
と返して微笑み合った。
そんな中で今日買って今日読んだのがこれ。
元日に読むのが相応しいと思えるくらい、日常のささいな出来事を紡いでいた小説だった。
年末年始はやりたいことだけする
毎年そうなんだけど、年末年始はやりたいことを思う存分することにしている。
仕事の連絡も一切こないし、誰に何を言われるわけでもないから、やりたいけど時間がなくて進めることができなかったことを淡々とするようにしている。
主に、読書なんだけどね。
読書して、パソコン開いて作業して、読書して、パソコンと睨めっこして、読書して、アマプラでドラマ観て。
結構自由に過ごすことができた。
年始に何か目標を決めようと思うのだけど、年始に一年の目標を決めることは別に今やりたいことじゃないから後回しにしているうちに、気付いたら4月くらいになっちゃう。
目標設定したとしても、それがどんな目標だったのか忘れてしまうことの方が多いからわざわざ目標を立てなくてもいいんだけど。
2025年はどんなことが起こるのかは楽しみだなって思う。
年越しカウントダウンも、初詣に並ぶこともしなくなったけど、元日は毎年なんとなくわくわくする。
今日、公園に立ち寄ったら近所のちびっ子たちがお父さんと一緒に凧揚げをしていた。
手作りの凧はうまく上がらない様子だった。
高校生のとき、物理の冬休みの宿題で凧作りをさせられたことがある。
当時は意味わかんなかったけど、凧揚げって物理だよね。
重力と風の抵抗で上手にバランスをとってはじめてあがる。
確か、僕の作った凧はぜんぜんあがらなかった記憶がある。
逆に先生の作ってきた凧はめちゃくちゃあがっていた記憶もある。
学生時代に学んだことって、学んでいる途中ではこんなの意味ないって感じるものだけど、そこから10年後、20年後になってようやくその価値がわかってくる。
もうやり直せないけど、物理法則を考えるより、みんなで校庭を走り回りながら凧揚げした瞬間は覚えてるから、まあ、楽しい記憶として自分の中に蓄積していればそれでいいのかな。
2025年、お互い笑顔が溢れる一年にしましょう。