アイソトープ治療にするか甲状腺全摘にするかセカンドオピニオンを経て決めた

抗甲状腺薬が使用不可能となり、ヨウ化カリウム丸で一時凌ぎをしているが、ヨウ化カリウム丸での寛解は望めない。

そうなると残す治療法は、アイソトープで甲状腺を焼くか甲状腺を全摘するかの2択となる。

内科クリニックの主治医(甲状腺内科専門医)から甲状腺専外科専門医へのセカンドオピニオンを勧めらた。

内科主治医が事前に先方医師に電話して下さった上に紹介状持参だったので診察・検査がスムーズだった。

セカンドオピニオンの結果、私は甲状腺全摘手術を選択した。

手術を決めた理由

①抗甲状腺薬が副作用により使えない私に残された治療法は、アイソトープまたは手術のみ。

②ヨウ化カリウム丸ではバセドウ病は寛解しないことが多い。仮に一時的に寛解したとしても、再発を繰り返す事になる。

③アイソトープ治療は将来的に全身の発癌リスクが高まるとの研究結果が最近発表され、癌家系の私には不向き。身体に放射性物質(放射性ヨウ素)は入れたくない。

④手術で甲状腺を全摘すれば、当たり前だがバセドウ病の再発はない。一生涯に渡り甲状腺ホルモン製剤(チラーヂン)の内服は必須になるが、バセドウ病から開放される。

甲状腺全摘手術は全身麻酔下で行われ身体への侵襲やリスクもあるが、バセドウ病から開放される。
私は迷わず甲状腺全摘を決めた。


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筆者のバセドウ病闘病歴
2008年:バセドウ病発症→直ちにメルカゾール内服開始/同年:メルカゾール副作用出現→プロパジールに変更/2010年:断薬/2011年:寛解診断/2021年9月:再発にてプロパジール開始/2021年10月:プロパジールの副作用にて無顆粒球症→プロパジール中止しヨウ化カリウム丸単独療法へ変更/2022年1月末:甲状腺全摘出

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