甲状腺機能亢進症状バロメーター!自覚症状も異常の早期発見に必要不可欠
バセドウ病患者にとって、定期的な採血による各種血液データの確認は必要不可欠である。
できれば毎日でも、自身の血液データを知りたいところだが、入院中でもない限り、残念ながらそれは叶わない。
採血による検査は2週間〜3週間ごとに、安定してくると1ヶ月ごととなる。
次の採血までの期間、甲状腺に関わる数値がどのように変化しているか、安定しているのか、気になるのが常である。
特に、発症(再発)当初からしばらくの間、治療によるコントロールがついていない時期は気が気でない。
甲状腺機能が亢進すると、以下の症状が現れるとされている。 (※患者によって差異あり)
✱易疲労(疲れやすい)
✱多汗(汗をかきやすい)
✱暑がり
✱体重減少
✱イライラ感、集中力低下
✱頻脈、動悸、息切れ
✱筋力の低下
✱手指振戦(手指の震え)
✱希発月経(月経の回数が少なくなること)無月経
✱軟便、排便回数増加
✱甲状腺の腫脹
✱眼球突出
自身もバセドウ病再発当初は、いくつかの症状が現れていたものの、現在はヨウ化カリウム丸が効いているようで、幸いバセドウ病を感じさせる症状は皆無である。
しかしいつ、エスケープ現象が起こり、ヨウ化カリウム丸の効果が得られなくなるか未知数であり、エスケープ現象に対して不安を抱えている。
上記に挙げた症状がなく、元気に日常を送れている間は、ヨウ化カリウム丸が効果を 発揮してくれている証拠だ。
もし万が一 、上記に挙げた症状が複数表れ始めたら、エスケープ現象を疑い速やかに、主治医に相談しようと思っている。
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筆者のバセドウ病闘病歴
2008年:バセドウ病発症→直ちにメルカゾール内服開始/同年:メルカゾール副作用出現→プロパジールに変更/2010年:断薬/2011年:寛解診断/2021年9月:再発にてプロパジール開始/2021年10月:プロパジールの副作用にて無顆粒球症→プロパジール中止しヨウ化カリウム丸単独療法へ変更/2022年1月末:甲状腺全摘出