見出し画像

本を読む理由

最近、部屋のものをとにかく減らしたくて、ありとあらゆるものを処分しております。

なぜかわからないけど、部屋にものがあるのが気になって気になって。必要最低限のもの+本だけにしたいと、試行錯誤中です。

はやく引っ越ししたい。



今日は、本を読む理由について。

noteには読書好きさんが多いと思いますが、みなさんは何のために本を読んでいますか。

それぞれに、いろんな思いがあって本を手にとっていると思います。

「勉強のため」「リラックスできるから」「とりあえず何かに没頭したい」「時間があるから」「推しの作家さんがいるから」「情報収集のため」「とくに理由はない!」

読む理由も、読み方も、読む本も、読む場所も時間も自由に。

思い思いに本を読む。



私が本を読む一番の理由は、たくさんの言葉に触れることができるから。

勉強のためとか、知識がつくからという理由も少しはあります。でも、それはほんの少しだけ。

言葉に触れることが好きな私。本は宝箱みたいだなと、読むたびに思っています。

ちなみに。著者によって触れる言葉や出会う言葉が違うので、さまざまな著者のさまざまなジャンルを読むのが私の読書スタイル。

本を読む中であふれる、難しい言葉、美しい言葉、きれいに整った言葉、ちょっぴり雑な言葉、著者の心からの言葉、独特な言葉。

会話からは得られないような言葉に触れられることは、私にとって幸せなことの一つとなっています。

大人になって、子どもの時のような無邪気な気持ちとか、新しい発見をしてわくわくする気持ちが減ったなと思う日々。

でも、本を読んで言葉に触れたり出会ったりすると、あのわくわくする気持ちが戻ってくるんです。



言葉の中でもとくに好きなのが「比喩表現」

表現というくらいだから、言葉とはまた少し違うのかもしれないけど。本を読むときは、気に入った比喩探しをよくしています。

「枇杷(びわ)のように瑞々しい太陽」

「マカン・マラン」著:古内一絵


「そこは美人の洪水だったのである」

「こぽこぽ、珈琲」著:草森紳一 ほか


最近この表現に出会ったとき、思わず声が出ました。太陽なんて、瑞々しいと表現できると思ってもいなかったから。

他にも、すてきで心踊る言葉や表現がたくさんあるし、これからも出会うと思うと心拍数上がりそう。

「何この表現!」「こういう表現方法もあるのか」「わざわざ漢字にしている!」など、もうちょっとした冒険している気分です。

こうしてまた、素敵な言葉や表現に触れることができた私は、永遠に本を読み続けるのだろうなと思います。


本を読んで、触れて、出会って、幸せになって。私も、私の言葉で人を幸せにしてみたいものです。

それでは。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?