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メンタル療養中パートナーが発症した時の家族の対応

今回は、メンタル療養中の夫がうつ病を発症した頃について思い出しながら書きたいと思います。

2015年9月に発症

「うつ病なんだ・・・」と告げられる

私が出張の朝にどよーんとした表情で
「俺、うつ病なんだ・・・。
もう、会社行けない。休む」と伝えられました。
「えーっ????、うつ病・・・。」と驚きました。
大丈夫?治るの????なぜ、うつ病に???

夫にそう言われて動揺したものの
出張に行かねばという気持ちが強く
「とにかく、ゆっくり休んでね」とだけ伝えて
出張に行きました。

移動中の新幹線でも夫の様子が気になりました。

うつ病についてスマホで調べまくりました。
どんな病気なのか?
どのくらいで治るのか?などなど・・・。
見れば見るほど、不安になりました。

LINEで何度か「大丈夫?」的なことを
連絡してしまっていたと思います。

その時の夫の様子

とにかく、休む。
朝は一度起きても、すぐ寝る感じだったと思います。

一方で病院を探す。
そして診断書をもらう。
会社に提出して休職する。

休むと言っても
散歩と家の掃除を毎日するは、
やらないと気が済まないようです。
この頃は病気の影響もあったのかも
しれませんが
ガリガリに痩せてしまって
心配になりました。

家族としてやったこと

うつ病とは何かをまず理解しようと
映画の「ツレがうつになりまして」を見たり
本を読みました。
病気を理解する行動をしばらく続けました。
どのくらいで良くなるんだろう?
風邪みたいに熱が下がれば回復するみたいな
目処がつかない・・・。
ものすごく、不安に感じ、大丈夫?大丈夫と
当時は心配しかなかったと思います。

病院への付き添いはしばらく経ってからです。
初めの方から一緒に行けば良かったなと反省しています。
日頃の様子の説明の補助とかできたと思いますし
一緒に治療していると安心感を感じてもらえたのではと
思っています。

どのような距離感でいたら良いのかなと悩みましたが。
本などを読んだりして
なるべく今までと同じように
接するように心がけました。

うつ病の原因と考えられること

仕事のプレッシャー
 ミスできない
 他の人ができない仕事が回ってくる
 上司のパワハラ

本人の性格で、難しいことも勉強してクリアし
仕事で問題解決していたと、
そのため、他の人ができなかったことも
依頼され、普通の人の業務量より多かったと。
製品設計をしていたので
ミスすると会社に損失が出てしまう。
決定打は上司の発言で
猛烈な孤独感、不安、恐怖を感じ
会社に行けないとなったそうです。

後に、心療内科の先生からも
仕事のプレッシャー、パワハラがきっかけで
これまでの生い立ちや考え方などからも絡み合い
疲労が積み重なったことから
発症したと説明をうけました。
(生い立ちについては後日書きたいと思います。)

仕事のことを家で話す時に
間違えられない
他の人の分まで仕事をしている。
他の人が解決出来ないことを解決した。
上司からはそんな仕事ぶりを
評価してもらっている と聞いていました。

仕事できる人なんだな、
うちの旦那さんは優秀な人なんだ
(すみません、手前味噌です💦)
としか捉えていませんでした。

今思えば、SOSが入っていたのかもしれません。
責任感があり、これだと思ったものについては
突き詰めて寝なくても平気なところがありました。

気づけなかった・・・。反省です。
原因は何?、何がうつ病の回復に効くの?と思いつつ
これから治療に向けて二人でやっていこうと心に誓いました!
この後の治療が長ーくなることをこの時は予想していませんでした。
今回はここまでにします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。








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