ヒプノセラピスト基礎養成講座⑩2回目のセラピー
ヒプノセラピーは、広がりがあるので面白い
と書きましたが、
これは醍醐味でもあり、
初心者のセラピスト泣かせのポイントでもあります。
集合無意識として、場を共有する人と意識が繋がることもあるし、
場を共有していない身近な人と、不思議なことに繫がることもある。
そして、
慎重に言葉を選んで誘導しないと、
想定外の場所にクライアントを導いてしまうこともあるのです…。
(どんな場所でも、クライアントの潜在意識 が引っ張ってきたものなので、
そのときのクライアントにはとても意味のある場所ではあります。
もちろん効果はあります。)
この日の私の実習相手、ペアはまたまた男性のともくん。
(私はともちゃん🤣)
男性への苦手意識???
を払拭するために、ちょっと肩に力が入ります。
うーん、私は男性に苦手意識があるのか??
と問い直すと、小さい頃は男の子とばかり遊んでいたし、
学生時代も男性の紅一点で飲み歩くことも珍しくなく。
強いていうならば1対1が苦手なのかもしれません。
ともくんは、物腰柔らかく
みるからに優しいイケメン(イケメソともいう)で、
きっとうまくできなくても許してくれる
だろうな~
という安心感を与えてくれる男性です。
そんな?、ともくんのリードでカウンセリングからセラピーに入りました。
このときすでに何が課題なんだか分からない状態で、前回、前世療法をしたときに出てきた
「一人で頑張ってしまう」
ということに関して話しました。
子供の頃、
喘息発作を起こしても看病してもらえなかったこと、
一人で頑張るしかなかったこと
そして、
⑨で前述したセラピーと同様に
お母さんのお腹の中からスタートすることになりました。
そのときのセラピーがどうだったのか………
こんな長文の記録を遡って細かく書くほど
物事をよく覚えている私なのですが、
このセラピーに限っては
覚えてないんです。。。。
たくさん泣いたのに。
親に音大行きを反対されたことと、和解したことは覚えてる。
たくさん泣いたけど、
完了はしなかったのかもしれません。
対して、
私の行った2回目のセラピーは……
カウンセリングOK。(←前回すっぽ抜けた)
催眠導入OK。
しかし!
肝心の本題に入るときに
「ともくんにとって重要な場面を見ていきます」
という非常に曖昧な言葉を使ったために、
なんと!!!
未来に飛んでしまったのです😳
その未来の針はとめどなく進み、
なんと次の場面では来世?にまで飛んでしまったのです😳😳😳
(しかも、とんでもなくぶっ飛んでいる世界😅💦)
潜在意識に時間はないので、過去も今も未来も一緒なんですよね……。
曖昧な指示のお陰で、習っていない未来に飛ばせてしまったというわけ😅💦
ともくんは
「ともくんにとって、重要な小さな頃の出来事を見ていきます」
とか、
「お母さんのお腹の中に入っていきます」
など、具体的に指示をすれば行けたのかもしれない、
と助言してくれました。
前回もバンビちゃんから
「静かさ」と「静けさ」の違い
細かいことばのニュアンスについて助言してもらって、
気をつけていたつもりだったのに、
またやらかしてしまいました。
💙言葉を丁寧に、慎重に選んでいくことは、
私の目下の課題のようです。
もうひとつの課題、
💙どんなに予想外な世界が見えてきても、クライアントの言葉を、そのまま受け取り(私の勝手な解釈は加えず)
丁寧にフィードバックする
は、健闘したと思います。
ハラハラしましたが。
そんな不安定な足取りの実習も
泣いても笑ってもあと一回で終わりです。
失敗は、絶対に私のために起きていて、
しかも
絶対によくなるために起こっている
と思いながら、2回目のセラピーを締めくくりました。
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