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多裂筋のエクササイズについて
今回のテーマは「多裂筋のエクササイズについて」
日々の臨床の中で腰部疾患を担当していると
「多裂筋の機能不全があるね」
「多裂筋の筋力低下があるね」
という会話をスタッフや患者さんとすることがあるだろう!!
機能不全を発見することができたのは素晴らしいことです
しかし、
「機能不全に対するエクササイズ方法を知らない」
「エクササイズは知ってるけど、正しいか自信がない」
こんな思いが出てくることがよくあると思います
こんな思いを解決するための内容に今回はなっています
今回の投稿を最後まで読むと
「根拠を説明することができるエクササイズ」
「患者さんのレベルに合わしたエクササイズを提供できる」
「エクササイズの前後で気をつけること」
これらの知識を獲得できると思います!!
多裂筋の特徴
筋肉の機能
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それぞれの意味としては
mobility:求心性運動で動きを加速して関節運動を生み出す
postural control:等尺性運動で関節位置及び姿勢を保つ
stability:遠心性運動で動きを減速し、過度な関節可動域を制御する
Feedback:筋のstiffnessや張力の協調と制御のために、中枢神経系へ
固有感覚フィードバックを提供する
筋肉の分類
筋肉を「位置」で分類する「アウターマッスル・インナーマッスル」
表層にあるのがアウターマッスル
深層にあるのがインナーマッスル
筋肉の「機能」で分類すると「グローバル筋・ローカル筋」
グローバル筋(global muscle):
手脚や体幹を動かす時にメインに使われる筋肉群(主動筋)
ローカル筋(local muscle):
グローバル筋が運動した際に補助的に機能したり、姿勢を保持する役割を担っています
特に姿勢保持の機能性を高めたい場合、ローカル筋が非常に重要な役割を果たします。
筋肉の役割
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腰部多裂筋の役割
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腰部多裂筋は腰部の動的安定化及び分節制御に置いて重要な役割を担当しています
腰部多裂筋は伸展作用だけではなく、腰椎の長軸方向の圧迫力を高めて腰椎を安定させる作用を有しています
表層多裂筋と比較して、深層では持久性に優れた遅筋線維であるtypeⅠ線維の割合が高く、より安定化作用を有すると言われています
腰部をまっすぐニュートラルに保つには多裂筋の機能が重要です。
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