【重要】おすすめの過去問

とある筋から、以下のような質問が来ました。

質問

いくつかの年度の過去問について解答例を公開してくれていますが、どれから買えばよいなどのおすすめはありますか?

回答

個々人の習熟度次第というところもありますが、以下は電磁気学の初学者(一から勉強する人)向けという前提で個人の意見を述べさせていただきます。
※弁理士試験での出題内容を保証するものではないことをご了承ください。

平成30年度の過去問から購入することをおすすめします。
設問1~3のいずれも基礎的な事項を問う問題であり、どれも弁理士試験に頻出の題材なので理解しておくことをお勧めします。
問題の難易度が例年に比べてかなり低めであり、最初の演習としては良い教材になると考えます。

これだけは押さえたい!試験に頻出の基本問題!

  • ガウスの法則を用いた電場Eの計算(例:H30設問1、R1設問1、R3設問1)→発展形で電位Vの計算

  • ビオサバールの法則を用いた磁場H、磁束密度Bの計算(例:H29設問2、H30設問2、R3設問2、R4設問2)

  • ローレンツ力の計算(例:H29設問3、H30設問3、R4設問3)

上記のH30年度の過去問は、上記の基本問題を全て出題しているので、まずはここから始めることをおすすめします。

但し、上記の基本問題を解けるようになったからといって合格ライン(60%)には至らない可能性が高いと考えます。弁理士試験の問題は、ほとんどが基本的な教科書問題であり、どれも出題される可能性があるのできちんと対策することをおすすめします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?