AED漫才 byハライチ風
ボケ:昨日CPRの講習受けてきたんですよ。
ツッコミ:CPR?何ですか?
ボケ:ごめんごめん、つい専門用語で言っちゃったね。
CPRは【Cardio Pulmonary Resuscitation】 の略で心肺蘇生法のことだよ。
ツッコミ:心肺蘇生法というとAEDとかの?
ボケ:そうそう、大切なのは119番通報のタイミングね。
ツッコミ:あー倒れてる人がいたら、まず周りが安全か確認して、反応を確認して反応が無かったら119番通報するっていう。
ボケ:あとはAEDのタイミング
ツッコミ:知ってますよ。AEDは反応が無く、呼吸が無い人にしか使えないからAEDのタイミングは胸骨圧迫の後になるんですよね。
ボケ:あとは心肺蘇生法を中断するタイミング
ツッコミ:これもわかりますよ。倒れてる人に反応があった場合と救急隊に引き継ぐ時ですね。電気ショック流した後もAEDのパッドは剥がしちゃダメなんですよね。
ボケ:あとはLEDのタイミング
ツッコミ:結婚してください……スタッフさんLEDのタイミング今ですよ。サプライズなんだから今点灯させて……
ボケ:あとLDHのムービング
ツッコミ:やっぱLDHのムービングはすげーなー。チューチュートレインキレキレだなー
ボケ:あとNBAのバイキング
ツッコミ:店長今来た団体客全員NBA選手らしいです。もう食材がありません……
ボケ:あとTGCのハプニング
ツッコミ:うわっ!TGCでこんなハプニングなんて。えっ!そんなとこも!?
ボケ:あとDHAのランキング
ツッコミ:DHAを多く含むおさかなランキング栄えある1位は……マグロです!
ボケ:あとPTAのシャドーボクシング
ツッコミ:えー!PTAの井上さんがシャドーボクシング!?え、マジで?なに、、ボクシンググローブはめてるよ。那須川校長まで後ろで「シュッシュッ」言ってる!
ボケ:あとCEOのヘッドバンキング
ツッコミ:イエーイ!CEOーー!利益どころか頭も吹っ飛びましたよ!
ボケ:あとCEOのウィッグ
ツッコミ:あれウィッグ? CEO頭降りすぎてかつら飛んできちゃったじゃん!?
ボケ:あとCPUのRAMのGPU
ツッコミ:全く訳わかんなくなっちゃったよ。結構序盤でCPRもAEDも関係なくなっちゃったよ
ボケ:あと最後に大事なこと。CPR・AED講習受講のタイミング。
ツッコミ:今でしょ!
ボケ:こうして笑ってる間にもAEDが必要な命があるかもしれないもんな!
ツッコミ:確かに笑いながら救命の大切さを伝えられたらいいね。
ボケ:よし、みんなでAEDの使い方覚えて帰ろう!
ツッコミ:おい、本当に今から講習始めるのか!?
まとめ
今回の漫才仕立てのやりとりでは笑いを交えつつ、AEDの基本的な使い方と心肺蘇生法の重要性をお伝えしました。最後に大切なポイントを整理してまとめます。
➀ 119番通報のタイミング
倒れている人を見つけたら、まず「周囲の安全を確認」し、「相手の反応を確かめる」ことが最優先です。反応がなく、普段通りの呼吸が見られない場合は、速やかに119番に通報し、必要なら周囲の人に協力を求めましょう。
② AEDを使用するタイミング
AEDは「反応がなく、普段通りの呼吸がない人」に対して使います。心肺蘇生(胸骨圧迫)を続けながらAEDを準備し、到着次第すぐに使用します。AEDは音声案内で操作をサポートしてくれるので、指示に従いながら行動してください。
③ AEDのパッドは剥がさない
AEDの電気ショックが完了した後も、パッドは剥がさずそのままにしておきます。AEDはその後も心拍を監視し、必要なら再度電気ショックを指示します。救急隊員が到着するまではパッドを剥がさず、AEDを使い続けてください。
笑いの中にも大切な情報を詰め込みましたが、命を守るための知識は「知っているだけ」で大きな力になります。いざという時に慌てず行動できるよう、今一度これらのポイントを心に留めていただければ幸いです。AEDを使うタイミングを知っているだけで、あなたが誰かの命を救うきっかけになるかもしれません。
あとがき
漫才を通じて、堅苦しくなりがちな救命の知識を楽しく、そして心に残る形で届けられたら、と思い考えた漫才×AED第一弾のミルクボーイさん風に続いての第二弾です。
ハライチさん風のスタイルを選んだのには理由があります。
人は慌てると、AEDの名前さえ「あれなんだっけ?」と出てこなくなり、ついLEDやATM、あるいは全く関係ない略語を思い浮かべてしまうことがあるんです。
この混乱は笑えるけれど、同時に「救命の知識が日常に馴染んでいない」という現実を感じさせます。
だからこそ、名前の間違いを逆手にとって笑いに変え、「AED」の存在そのものを記憶に残すきっかけになれば、と思ったのです。
漫才の力は本当に大きいです。
専門用語や難しい内容も、笑いを交えるだけでぐっと身近に感じられます。今回の挑戦で少しでもAEDや心肺蘇生法に興味を持ってもらえたら、それだけで成功だと思っています。
「AEDとかCPRってなんだろう?でも、なんか大事そうだな」と思ってもらえたら、それが第一歩です。
次回はどんなスタイルで、どんな新しい切り口で「笑い」と「救命」を結びつけられるか……まだ模索中ですが、この挑戦はこれからも続けていきたいと思います。
笑いがきっかけで誰かの命を救う力になることを信じて。