見出し画像

不可解弐Q1ライブレビュー パンドラの「箱」に残る希望/ある少女の祈りと音楽という魔法

2020年10月10日、バーチャルシンガー花譜のセカンドワンマンライブ「不可解弐Q1」が開催されました。なんと、地球上ではないどこかからの中継という形で。以下は、個人的な備忘録を兼ねたライブの感想となります。よろしければお付き合いください。

今回のライブ「不可解弐Q1」は、折からの相変らずの現実世界の残念な状況を考慮し方向性の転換された、神椿主催としては初の「完全バーチャルライブ」であり、独自のプラットフォーム「Z-aN」より配信される運びとなりました。神椿スタジオがこれまで如何に現地ライブの開催にこだわり、またどのように今回のライブの形の実現に至ったかは、PANORAさんの以下のインタビュー記事に詳しいので、是非ご一読ください。

前夜祭

さて、今回のQ1でも前日の9日から当日にかけ恒例のイラストレーターの方々による「公式ファンアート」がTwitterに続々とアップされ、また公式のドキュメンタリー特番「VIRTUAL SINGER KAF-ある少女の可能性の物語-」がYoutubeにて配信されるなど、前夜祭の様相を呈していました。

ドキュメンタリーは、放映後の反響からライブ当日の開演直前にも配信されていました。映像を残さないという神椿の方針に倣って、その内容についてはコメントを控えますが、一人の少女のこれまで辿った奇跡の物語を観測者の皆と一緒に見られたのはとても楽しく、改めて「花譜」というプロジェクトの規格外の成果や、その一方でたったひとりの女の子のどこまでも等身大で正直な思いに触れて、大いに心を動かされました。

また、今回も映像演出等の技術者の方々のライブへの参加表明ツイートが多数上がり、相変らず「不可解」に関わるスタッフの多さと幅広さに驚かされました。私達には直接見えない、ともすれば「裏方」と一括りにされてしまうクリエイターの方達がこのように可視化されるのはとても良いことです。不可解は「みんなで作る」ライブなのですから。

こうして、前日から充実感と期待の高まり、そして心地よい緊張感を感じながら、私は「その時」を心待ちにしていました。

バーチャルライブハウス「PANDORA」

10月10日19:00、「今日から明日の世界を変えるよ」と花譜ちゃんのツイート。クラシックをBGMに教会のようなライブ会場が映し出され、そして19:30、いよいよ開演。今回もYoutubeでは冒頭が無料配信されていました。”らぷらすの目”モチーフの天体の運動がはじまると、「雛鳥」と思いきや「雛鳥黑」での少女降臨


そして、ライブ会場に立つ花譜ちゃんと、4枚のスクリーンに映し出されるバンドメンバー。びっくりしました。こうくるのか、と。1曲目から「不可解」が歌われ、2曲目に「Re:HEROINS」。このあたりで、なるほど、と思いました。

過去のライブと構図が反転している。これまでのライブは私たちの暮らす現実世界のライブハウスに花譜がスクリーンを通して登場する形でしたが、今回の舞台は「地球上ではない何処か」の空間。その場所に確かに花譜は存在していて、バンドメンバーが逆にスクリーン越しに招かれている形なのだと。異空間テレワークですね。

異空間だから私たち観測者もその場所にはおらず、逆に画面越しに見ることのリアリティがあったのではないでしょうか。この発想の転換には感心しました。「反転」を象徴するようにセットリストも過去のものと逆順になっており、「不可解」にはじまり「糸」に終わっています。

「不可解」というライブがこれまでテーマとしてきた「バーチャルとリアルの繋ぎ目」。冒頭からこのように圧倒的な空間と演出、質感と物語性を叩きつけられ、震えました。今回のライブのためだけにこれだけの空間を一から作り上げたその途方もない熱意を前に、これは凄いライブになる、その確信が胸にこみ上げました。

「Re:HEROINS」からシームレスに「過去を喰らう」へ。笑顔でぴょんぴょんジャンプする花譜ちゃん。なにそれ可愛い。今回も前面にタイポグラフィ、間に花譜ちゃんとバンドメンバー、背面にスクリーンという構図はリアルライブと変わらずで、むしろいっそう演出とカメラワークが洗練されていました。

MCに入ると、いつもの花譜ちゃんらしさ全開です。「Q1、Q1とは。」「花譜バンドの皆さんが不思議な形状になってます。こんにちは。」といった具合に独特のテンポのトークが場を和ませてくれます。

わたしのすきなうたをうたうよ

カバーソングのコーナー。最初は相対性理論の「地獄先生」。個人的に大変好きで思い入れのあるバンドなのでめちゃくちゃテンションが上がりました。気だるげで甘えるような声色で「先生」と何度も繰り返す花譜ちゃんに骨抜きにされて教員志望となる観測者が配信コメント欄に続出していた光景も面白かった。

「真夜中のサイクリング」はアコースティックギターの旋律と花譜ちゃんのしっとりとした歌声が情感たっぷりでした。花譜ちゃんとアコギの音は非常に好きな組み合わせです。

歌い終わり、唐突に2013年に年賀状を書いていた記憶トークを始める花譜ちゃん。「そんな話はいいんです。」とセルフツッコミを入れ、「大人になること」に対しての恐怖を語りました。ライブ後半のMCにも繋がる話ですが、こうした彼女の素直な心情の吐露が多く見られたのも今回のライブの特徴だったと思います。これについては後述したいと思います。

続いて「深海のリトルクライ」。私は、VTuberブームが起きる以前はボカロ曲は初音ミクの登場から数年しか追っておらず、ここ数年のものは知らない曲の方が多いのですが、その中でもsasakure.UKさんは大好きなアーティストです。画面いっぱいに広がる青い世界。原曲MVへのリスペクトの感じられる演出と花譜ちゃんのエモーショナルな歌声。とても素敵でした。

「可能性」たちの競演

給水タイムを挟んで、以降はゲストとの共演が続きました。「未確認少女進行形」はバーチャルサーカス団「VALIS」をバックダンサーに迎えてのコラボレーション。先日花譜ちゃんが「道化師ブランケット」のカバーをYoutubeに上げていたのが伏線だったとは。いずれも物語ベースで謎の多いVALISと神椿は親和性を感じます。


春猿火ちゃんが登場してのコラボは前回の「魔女」ではなく「命に嫌われている」というサプライズ。花譜ちゃんもラップを歌いだしたのには驚きました。二人の魂の叫びの共鳴に痺れます。「素敵に生きろ」という歌詞が素敵。

次は霜降り明星粗品さん作詞作曲の「サンパチスター」。チップチューンサウンドに合わせたレトロゲーム風MVも可愛らしい一曲でした。粗品さんに曲を書きおろして貰った事に対して「どういう世界線なんだ」「事実が…事実か?」「すごいこと、です、のよ」といった花譜トークも炸裂。

そして大方のファンの予想通り、キズナアイちゃんが登場しての「ラブしい」。アイちゃんの艶のある歌声と切なさを感じさせる花譜ちゃんの歌声の重なりが異なる個性の調和といった感じで、体を近づけて踊る2人の姿もとても魅力的な光景でした。

「雛鳥」はヰ世界情緒ちゃんとのコラボでした。傘村トータさんの切ないピアノアレンジに乗せて歌われる花譜ちゃんと情緒ちゃんの伸びやかで透明感あるハーモニーに浄化されます。背景の星空と校舎が大変エモでした。

続いてGuianoさんリミックスの「心臓と絡繰」。旋律を奏でる楽器が次々入れ替わるユニークなアレンジで、一瞬の溜めからの解放が聴いていて心地よい一曲でした。

「最後の曲です!」と宣言されての大沼パセリさんリミックスの「糸」。(たかたかぽぽぽん。)糸は最初に私たちのもとに届けられた花譜の始まりの歌。その原点の曲を最後に歌い上げると、一旦ライブの幕が閉じました。

MAGIC MOMENTS

ここまでで約1時間と20分。しかし、これで終わらないのが「不可解」だと、観測者はよく分かっています。「アンコール」のコメントが溢れる中、朗読劇「御伽噺」の第三幕が開演。制服姿の花譜ちゃんと、今回は理芽ちゃんも演技に参加。ナレーションはヰ世界情緒ちゃん。

幼馴染の学友である「りめ」と「かふ」と「×××」の3人の関係を中心に描かれた物語。兵隊により軍事的に統制された町で「りめ」に何らかの弱みを握られた「×××」がある「計画」に協力させられる筋書きでした。「りめ」は支配にレジスタントすることに、「かふ」は町から抜け出すことに希望を求める訳ですが、「×××」は果たしてどちらに協力するのでしょうね。第一幕、第二幕との繋がりや、今後の展開の気になる筋書きでした。

御伽噺を皮切りに第二部[MAGIC MOMENTS]がスタート。「痛みを」は開発中のゲーム「神椿市建設中。」のテーマソングで、フルの披露は初となりました。何だか多くの観測者が共通の幻覚を見ていたのはさておいて、逆境に立ち向かおうとする力強い歌詞と旋律が勇気を与えてくれる歌でした。

「メルの黄昏」は五線譜上の歌詞のタイポグラフィ演出が特徴的なロックナンバーの新曲でした。人生の中では「悲しいことや不幸なことにも生かされていることもあるのかな」という目線で、花譜ちゃんが「メルと対話するように歌った曲」だと語っていたのが印象的でした。

第二形態「青雀」に変身しての「彷徨い」、「景色」、「アンサー」はいずれもエモーショナルなバラード。
 新曲「彷徨い」は花譜ちゃんの揺らぎのある綺麗な高音が心に刺さる歌でした。背景に流れた淡い色使いのアニメーションがとても素敵でしたが、制作者は中学三年生の方だということで驚かされます。若い才能どうしの競演です。


「景色」は海辺の街の美しい風景をバックにシンプルな文字演出がかえって情感を増し、目を閉じて両手を広げる花譜ちゃんが美しく感じられました。
「アンサー」はアコースティックギターの音色が花譜ちゃんの優しい歌声と溶け合って心が温かくなる印象でした。

そしてバンドメンバー紹介の時間。今回も「花譜バンド」はドラム・Taiheiさん、ベース・Hanamuhさん、ギター・Shomaさん、キーボード・Sosukeさん。毎回、素晴らしい演奏です。技術もさることながら、心から楽しそうに演奏されている姿が見ていてとても印象的です。これだけ長丁場のパフォーマンスをこなす体力にも脱帽。

メンバー紹介からのシームレスな曲の入りは毎回の楽しみです。今回は「危ノーマル」。かっこよすぎた。テンション爆上がりでした。歌い終わり、花譜ちゃんの喉をならすブレスがよかった。

続けてもアップテンポでベースのカッコいい「モンタージュ」は新曲。未確認少女進行形の歌詞がブリコラージュのように散りばめられているユニークな曲で、迫力のあるタイポグラフィのメリハリの利いた演出もクールでした。

今度は特殊歌唱用形態「隼」に変身すると「戸惑いテレパシー」「私論理」の2曲を披露。いずれも「都会」や「コミュニケーション」を連想させる曲です。都会の雑踏に佇む、どこにでもいてどこにもいない花譜。これもまた「花譜」の活動初期から貫かれる一面です。都市の景観を背景に「隼」の黒光りする質感が映えていました。満面の笑みで「カモン!」とか「レッツゴー!」と手を挙げる花譜ちゃん可愛い。

3度目の給水タイム、MCを挟んだ後は新たな特殊歌唱用形態「金糸雀」へ変身。透け感のあるフード、グラデーションが色鮮やかで黄色や青に色の変化する綺麗な衣装でした。特徴的なフードの耳(?)のねじねじ、足元が高いヒールになってるのがちょっと大人っぽい印象です。

そして、いよいよライブもラストスパート。「畢生よ」はゲーマーが主人公のライトノベルのテーマソング。それもあってか、プリズムのように輝くその姿がコメントでゲーミング花譜ちゃんと言われていました。最後のフードを脱ぎ去る仕草がかっこいい。
 
続いてはゲスト、理芽「おねいちゃん」の登場でした。花譜理芽ふたりのやり取りはほのぼのしてて尊い。二人のデュエットソング「まほう」はワルツ調の二人のフレーズの掛け合い、重なり合う歌声が美しい曲。「音楽は魔法」というラストの歌詞が印象的です。

そして画面が暗転後、浮かび上がる4人のシルエット。「言霊」のタイトルとともに流れるメロディは「魔女」の系譜。ライブのクライマックスは、神椿の魔女たち、花譜、理芽、春猿火、ヰ世界情緒の4人の歌唱曲でした。

そもそも、「魔女」は既に解散してしまった「KOTODAMA TRIBE」プロジェクトのイメージソングとして作られた曲。それが巡り廻って「祭壇」「宣戦」といった形で「魔女の系譜」として引き継がれ、ここに来て神椿の「魔女たち」によって新たな「言霊」が紡がれた。VTuberの「魂」への賛歌がこのような形で結実したことに感動を覚えます。

「私たちは偽物だ」という、あまりにも正直なフレーズ。こうした所に、神椿の魔女たちの活動に一貫した姿勢があるのだと私は思います。「愛よ言霊となって世界を救って」。なんと純粋な祈りでしょうか。現実では、大きな禍を前に私たちは残念なことに言葉によってお互いを傷つけ合う世界の中にいます。愛が言霊となって世界を救う日は、果たして訪れるでしょうか。

「かりそめの体」だとしても

最後の曲に入る前、花譜ちゃんは「音楽は魔法だと信じています」と語りました。音楽が誰かの生きる希望になるなら、そういうものも魔法になるのではないか、と。

それから、いま花譜ちゃん自身が抱えている気持ちを私たちに率直に打ち明けました。多くの人から愛され、評価を受け順調に見える活動の反面で、ふと感じる「全部夢なんじゃないか」「いつまで好きでいてくれるんだろう」という不安。これは、花譜ちゃんがアーティストとしての強い自覚を持つようになったが故なのではないかと、とても愛おしく感じました。

そして花譜ちゃんはこう続けます。「この”花譜”という形が”かりそめ”の体なんだとしても、私の体の中にあるこの熱くて、熱くて、熱い気持ちは嘘じゃないと、思います。」「私の”言霊”だけは絶対に変えられない真実なんだなと思います。」「私は、皆がいたから私になれました、ありがとう」と。感情を揺さぶられました。果たしてこれが16歳の女の子の言葉でしょうか。花譜ちゃんはひとりの人間としてもアーティストとしても、確実に成長を重ねていますね。

そんな彼女が最後に歌った”等身大の歌”「帰り路」。カンザキイオリさんが花譜ちゃんに聞き取りをして作った、彼女の正直な想いの詰まった新曲です。「大人になったら何になるんだろう」「私の好さって何だろう」「忘れ去られてしまうのか」といった悩みを、「まあいいや」「今は楽しいから」と彼女自身で打ち消します。「楽しくて仕方ないこの景色を振り返る暇もなく」と、彼女の素直さとひたむきな心の内が反映された歌詞にとても胸を打たれました。

最後の曲を歌い終わると、花譜ちゃんは私たち観測者にありがとう、と感謝を述べ、「絶対生きて、生きて、生きて、生きて、また会いましょう」「私たちはどこにだっていける、私たちは自由だよ!」とライブを締めくくりました。

エンドロールにはいずれもゆったりとしたテンポの「魔法」(サニーデイ・サービス)、「エイリアンズ」 (キリンジ)、「夏夜のマジック」(indigola End)の3曲の花譜ちゃんによるカバーが流れました。

THIS IS MAGIC!”のテロップで終幕したかに思われた後、「KAMITSUBAKIからのQ」として今回披露された新曲の収録されたセカンドアルバム「魔法α・β」の発売と、音声創作ソフト CeVIO AIによる「音楽的同位体 可不(KAFU)」のリリースが発表されました。続報が気になります。

そして、次回の不可解弐Q2の「予告」としてFLAT STUDIO制作のアニメーションが流れると、突然の展開にざわつくコメント欄。「魔女ガールズ」の4人、声の演技とても上手ですね。4人でカラオケ行ってるの尊い。筆文字の「つづく」の勢いにちょっと笑わされました。


終わってみれば、結局、今回の「不可解」も「最後の曲です」と言って締めくくられてからの時間のほうが長いという流石の神椿クオリティでした。全体で3時間超という前代未聞のワンマンライブとなっています。

昨年の「不可解」ではそれまでのバーチャルシンガーのライブ表現の在り方そのものを覆し、「不可解(再)」では新たに加わった魔女たちとの競演により不可解を再構築し、そして今回、ゼロからバーチャル空間そのものを構成し「バーチャルライブ」の可能性の新たな地平を築いた「不可解弐Q1」。

Q1でこれだけやりたいことを詰めるだけ詰め込んだ感が満載なのに、この上Q2では一体ぜんたい何が起こるのでしょうか。予想もできません。神椿は常に私たちの想像のその先にいて、次回もきっと私達に新たなQを投げかけて来るのでしょう。楽しみでなりません。

おわりに

不意に開かれてしまったパンドラの箱によって、災いに覆われた私たちの現実の世界は依然として傷だらけですが、「箱の中」には最後の希望が残っていると信じたいものです。このたび、私たちが観測したPANDORAという「箱」の中には、希望がありました。愛が、祈りが、そして音楽という魔法がありました。

ある1人の、歌うことが大好きなだけの女の子が信じると語ったその「魔法」を、私も同じように信じたいと思っています。音楽が、クリエイティブの力が、そして人々の熱い想いが少しでも「明日の世界を変える」、そんな景色をまた観測できることを、引き続き心より期待しています。

まずは、花譜ちゃん、神椿の魔女たち、プロデューサーさんやスタッフ、クリエイターの方々、そして今回のライブ関わったすべての人々に感謝と称賛を贈りたいと思います。本当に素敵なライブを届けてくれてありがとうございました。

セットリスト

第一部 [観測δ] 
―少女降臨ー
M1 不可解
M2 Re:HEROINS
M3 過去を喰らう
M4 地獄先生(相対性理論 カバー)
M5 真夜中のサイクリング(岡村靖幸 カバー)
M6 深海のリトルクライ(sasakure.UK カバー)
給水タイム①
M7 未確認少女進行形 with VALIS
M8 命に嫌われている with 春猿火 (RAP VERSION)
M9 サンパチスター(霜降り明星 粗品 コラボ曲)
M10 ラブしい with Kizuna AI
給水タイム②
M11 雛鳥 with ヰ世界情緒(傘村トータ Remix)
M12 心臓と絡繰(Guiano Remix)
M13 糸(大沼パセリ Remix)

第二部 [MAGIC MOMENTS]
―御伽噺 第三幕 with 理芽&ヰ世界情緒ー
M14 痛みを(神椿市建設中テーマ)
M15 メルの黄昏(新曲)
ー第二形態「青雀」ー
M16 彷徨い(新曲)
M17 景色
M18 アンサー
バンドメンバー紹介
M19 危ノーマル
M20 モンタージュ(新曲)
ー特殊歌唱用形態「隼」ー
M21 戸惑いテレパシー
M22 私論理
給水タイム③
ー特殊歌唱用形態「金糸雀」ー
M23 畢生よ
M24 まほう feat.理芽
M25 言霊 feat.理芽&春猿火&ヰ世界情緒(新曲)
M26 帰り路(新曲)

エンドロール
魔法(サニーデイ・サービス カバー)
エイリアンズ (キリンジ カバー)
夏夜のマジック(indigola End カバー)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?