ゲーム業界の転換点
それまでの限界や常識を超えたゲームタイトルが僕の中でいくつかある。
レトロゲーム部門
ストリートファイターII
冗談抜きに今でも遊べる。
対戦格闘ゲームというジャンルを確立させたゲームだ。
PS部門
なんといっても
FINAL FANTASY VIII
オープニング映像が美しいのはリッジレーサーなど、他のゲームにおいてもまああったが、ゲーム中でもこのレベルの映像が沢山あった。
ダンスシーンは伝説だ。
そしてシームレスなムービー移行演出。
誇張抜きに革命だった。
PS2部門
モンスターハンター
当時モンスターハンターは既に流行っていたが、最新ハードを持っていなかった僕は、いつも通りプレステ2のソフトコーナーにいた。その頃からプレステ2はオワコンハードだった。時代はプレステ3とWiiUだっただろうか。
モンスターハンターをプレステ2のコーナーで見つけた時、心底驚いた。
「あれ、モンハンってあのモンハン?無印だから……もしかして初代なのか?」
それまで初代はPSPだと思っていた。周りの友人たちもそうだった。
迷わず買った。
パッケージの裏がネットの利用規約ばっかりだったので不安になったが、当時はYouTubeも観れかったので買って確かめるしかなかった。
どハマりした。
いやマジで楽しいのなんのって。
オンライン専用とか書いてあるから始めのネットワークチェックとかで詰むんじゃないかなとか思ったが、全然できた。まあ案の定な部分もあって、オフラインじゃ絶対手に入らない素材もあったので、そうなると装備も強くできなかった。
ネットが無かったので、分厚い古文書みたいな攻略本も買ってしまったし、続編のG、ドスも買ってしまった。
喧嘩番長2〜フルスロットル〜
オープンワールドの祖と言われているのは《シェンムー》だが、僕はこっちだと思う。
小ネタや自由度が半端じゃない。
そしてプレイの仕方によってはバカゲーと化す。
ストーリーは真面目なのにね。
制作側が意図していないであろう遊び方が沢山できた。
ディスクを抜いてロードをさせず、街が徐々に消えていく過程を楽しむことも楽しかったし、線路の少し前で立ち止まり、相棒を遮断機の中に閉じ込めて電車に轢かせるという鬼畜な遊びをしたりした。
侍道とかもそうだが、スパチュンのソフトは大好きだ。
PS3部門
グランド・セフト・オートIV
オートIIIと比べてレベルが違う。画質を見れば一目瞭然だ。
プレステ3と共に購入。
もともとグランド・セフト・オートIIIはプレイ済みだったのですが、こちらもバカゲー(?)気質だったため面白かった。アメリカの価値観は日本とは違うから、バカゲーとして作られた訳ではないと思うけど。
いやあハマりました。
これがプレステ3かと。
ハードがひとつ進化すると桁違いの画質、そしてボリュームになりますね。
しかしプレステ2から3への進化がゲーム機史上いちばん凄い革命なのではないでしょうか。
だから4の映像を見てもあまり驚かなかったかな。
Skyrim
バグという意味でも転換期だ。
俺史上いちばん面白いゲーム
過去イチボリュームと細部のこだまりMAX。
本気で作ったゲームって感じ。
剣と魔法の世界観なんだけど、まあ本当にこの世界があるかのような細さ。
シリーズ作らしくSkyrimは5作目らしい。
前作はOblivionといってプレステ2ででているのかな?
こんなにスケールのあるゲームは生まれて初めてだった。はじっちょにいる村人までフルボイスだし。
しかし同時にやりたいことに技術力が追いついていない印象を持ってしまった。
だが断じて手抜きから来るバグでは無い。
膨大かつ複雑ゆえだ。
アップデートで直そうにも複雑過ぎてどこのプログラムがどのバグに影響していて、かつ仮にバグ元が特定できても、それを触ることによってまた新しいバグが生まれるというもはやDNAレベルの情報量なのだ。
まあ作り込みがすごいからな。その後のオープンワールドゲームに多大な影響を与えたことは言うまでもない。
今だにやってる人見るし、新しいバグも発見されるようだ。
色々な意味で転換点といっていいだろう。
作り込みが凄いからこそ世界観に没頭できるのだが、ゆえにバグったときの萎えが凄い。
最悪な現実への引き戻され方をする。
馬が地面にめり込んだり、謎の溝にハマって抜け出せなくなったり、何もしていないのに味方が敵になったり…。
続編を作っているらしいのだが、…期待半分だなあ。
レッツ☆ドヴァキン
ボウッッッツ!!!
PS4部門
ウィッチャー3
スカイリムをやった後だと衝撃度が小さくなってしまうが、奴と比べてバグが少ない。マジでこれは有難い🙏ごく稀にだが、こちらもゲラルトが溝にハマって抜けられないバグがあるが。
内容としてはスカイリムみたいな世界観。
ただSkyrimの方は目的があんまりなく、自分自身というアバターで自由に旅ができるのに対してウィッチャーには目的と主人公の公式プロフィールがある。
主人公は魔物退治のスペシャリスト《ウィッチャー》
シリという娘を探し出すのが今作のメインクエストだ。
その過程で情報を聞き出すために色々と寄り道をするはめになるのだが、なんかこう……BGMも含めて……暗い。
現実世界で2年に1回程度発生する不幸な出来事を詰め込んだ感じ。
いやマジで。分岐点があるんだけど、どっち選んでも誰かが犠牲になるなどの結末になる。血塗れ男爵のシナリオは嫌な気分になった。
やってみたら僕の《現実の悪いところ》発言の意味が分かる。マジで憂鬱になるから。
ただバグは滅多にないので、そういう意味で憂鬱にはならない。
落下ダメージに弱いのも萎えるポイントだが。
プレステ4タイトルでいちばん面白いと思う。
そして令和────
未知の領域 PS5部門
マトリックス Awakens
まだ発売前なので未プレイなのだが、これは絶対面白い。てか映像観てるだけで楽しめるゲームは久しぶりだ。
トレーラーを観た時、衝撃を受けた。
いやいやいやいや……映画映画。
たしかにプレステ2からプレステ3の進化は凄かった。
3から4の進化は特に感じなかったが……。
でもプレステ4からプレステ5の進化はもっと凄かった。
隔世遺伝みたいな感じ?
そしてゲーム内に登場するNPCにAIを搭載するという試みも凄い。最新鋭の技術をこれでもかと詰め込んだ集大成だ。
ゲーム×学習型人工知能
こんな画期的な組み合わせがあっただろうか。
数個しかパターンがなかったこれまでのNPCとの会話。
これからは無限に会話ができるんだろう。
飽きがこないゲームになるのか。
そしてFPSゲーム
UNRECORD
最初に見た時、実写だと思った。
「どうせまた海外のジョーク動画だろ?」と思ったが、違う。
いや進化しすぎて怖い。
ゲームと現実の境目が分からなくなるってのがシャレにならない。
VRは…うん。ごめんな。
なんか閃いた(オマケ)
AIをギャルゲー声優にしたら、主人公の名前を全部読み上げてくれるフルボイスにできるよなそういえば。
AIは買いです!
そして転換点!
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