長い目で見ない方がいい
「10年後見据えて頑張ろう」
長い目で見てコツコツやるのは美徳だと思われがちだ。
しかし計画は狂うものだ。
これまでの歴史において、ツールの変化とともに、法律や生活習慣が変わっていった。
スマホやAIが台頭してきたのがいい例だ。
10年前あたりからスマートフォンが急速に広まり、私たちの生活に欠かせないものになった。
娯楽や連絡のやり方が変わった。
それまでの携帯では考えられないものだった。
技術が変わると習慣が変わる。習慣が変わるとルールも変わる。
評価される人が変わるのだ。
絵の描写においてデジタルが普及したのが2000年〜2010年あたり。
イラスト業界ですらこの時点でルールが変わっている。
そしてYouTubeが生まれる。
大きな転換点だ。ネットも身近なものになった。
次の10年間では東日本大震災が起き、テレビが地デジに移行し、スマホが普及したことで、生活の常識が変わった。YouTuberが出てきたついでにVTuberまで出てきている。そして最後にはコロナが大流行した。次の10年間において、初めはAIが台頭する。いつの間にかパソコンゲームがいい感じになっていた。
長い目で見る期間が長ければ長いほど計画は狂いやすくなる。
長い目で見るにしても手段や目的を柔軟に変えていく心得を持とう。
10年後、何がどうなっているか分からない。
世の中というのは複雑すぎるんだ。
常にバタフライエフェクトが起こっているみたいな状況。
コロナを誰が予想した?
AIが普及することは予想していたが、エンタメから先に食って行くとは誰も思わなかった。
むしろ最後にとられると予想していた人がほとんどだった。
この先も確実に予想外のことが起きる。