目標の立て方

操作不能要素はなるべく組み込まない

 他人はどうにもできない。
多少思い通りになるところはあるだろうが、100%は無理。思い通りにしようとするのは人ではなく、物にした方がまだマシ。コントロールできるものを組み込んだ方が、目標は達成しやすくなる。
《バンドを組んでテレビに出るほどの売れっ子になりたい》という目標を持つとする。この場合____

  1. 他に4人ほど楽器を弾ける人間を集める

  2. 4人の予定を合わせてライブをする

  3. ファンを付ける

  4. 地位のあるプロデューサーに評価される

1の段階でかなりハードルが高い。
自分ができるのは____

  1. バンドの勧誘

  2. 楽器の演奏と作曲

  3. ライブハウスの場所取り

  4. プロデューサーとの接触とアピール

後は他者や環境の問題。
バンドの勧誘で失敗したら、もうどうにもならない。目標は達成不可能。


どう成りたいか
ではなく、どう有りたいかが良いだろう。なるべく外部要因に目標を、そして自分の生き方を振り回されないように。
《有る》というのは、自分の行動、つまり過程。過程を目標にするのがいい。
《成る》というのは結果を目標としたもの。結果が上手くいくかどうかは運。
思い通りになるのは自分の行動だけなので、なるべく行動を目標にしよう。結果は二の次。

僕の目標

 では試しに僕の目標を立ててみよう。

noteを長く続ける。

noteと共に《有る》。過程、そして自分の行動を目標にできている。この目標に結果はない。投稿という行動ができている限り万々歳なのだ。

これで「noteで食っていきたい!」と《成る》結果を目標にするとなると____

  1. たくさんの人に知ってもらう

  2. その人たちに有料記事や有料マガジンを買ってもらう

  3. 生活費分の儲けを出す

  4. 継続して払ってもらう

という目標達成には、自分以外の要素に左右される。
やはり1の段階で達成困難になりそうな予感。

自分の行動だけを目標にしていこう。

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