皆が祝福している時は注意!
皆が褒める時は疑った方がいい──────────
なぜ僕がこんなことを書くかというと、風潮というのは有って無いようなものだからだ。
かつて戦争があった。
赤紙が届くと周囲は祝った。死ぬかもしれないのにだ。
体罰というのはひと昔前まで美徳とされていたが、いつの間にか悪いことになっている。
あくまでシステムでしかないのだ。
誰が決めたかハッキリしない多数決のようなものは、責任の所在がどこにもない。
周りが褒める時は疑った方がいい。
就職…結婚式…出産。
葬式はみんな悲しむが、むしろ人間にとっては救いではないか?
釈迦は「生きることは苦しみ」と説いた。
人間は過ちを犯す。
それは決断によるものだが、その決断に至る前には思考や感性がある。
思考や感性は常に間違いうる。デューイの可謬主義を見習え。
今戦争は悪だ。
しかし当時戦争は正義であり、常識とされていた。
ということはつまり、今ある常識も未来では悪とされている可能性が大いにあるのだ。
それが何かは分からない。
スマホなのかUberEATSなのか車なのかは分からない。
とにかくみんなが祝福していることは注意した方がいいという話でした。一理あると思うんだけど。
エヴァンゲリオンとかでも「おめでとう」って言ってんじゃんね。でもあれ鬱アニメじゃんよ。