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人間の皮を使う文化
かつてロシアの南に《スキタイ》というイラン系の騎馬民族がいた。世界最古の騎馬民族だ。
非常に獰猛で、残虐な戦闘民族であり、戦利品は敵の首、皮、骨だった。
スキタイは最初に倒した敵の血を飲む。敵兵の首は全て王のもとへ持っていき、その数に応じて褒美がもらえる。その後、皮と頭蓋骨を切り離して、当時で言うハンカチのようにしてから、馬にぶら下げて勲章にする。頭蓋骨はコップにする。
敵の皮は、道具や衣服にしたり、矢筒にしたりする。
野蛮に聞こえるが、当時は紀元前であるため、どこの地域も今とは価値観がだいぶ違う。このころ日本は弥生時代だ。まあ確かに…敵の皮を衣料にする文化は無いし、積極的に戦おうとする攻撃性も聞いた事がない。クウガで言うところのリントだろうか。
スキタイがグロンギ。
鎌倉時代が日本人が最も凶暴だった時代だろう。
スキタイ人は占いもやっていたが、術師が間違った占いをすると処刑していた。
処刑対象の子供もついでと言わんばかりに処刑。
ただ、女児は対象外だったそうだ。
スキタイ人の中には女神に仕えるエナレスと呼ばれる去勢男性がいたとのことが、去勢ということは、ペ〇スを切っていたということだよな。当時パイプカット技術もないだろうし。なんなら麻酔もない。ゾッとする。
女戦士がいたことから、女性達の地位は高かったと言われている。アマゾネスのような感じだろう。
夢の対決
スパルタとどっちが強いんだろうか。スパルタは紀元前12世紀ごろスキタイは紀元前7世紀ごろなので、スパルタの方が古いようだ。4世紀あたりにスパルタは滅んだ。スキタイは3世紀あたりまで。
大陸的には同じだが、近くないくらいの距離だ。間にルーマニアやセルビア、ブルガリアを挟む。
スパルタはファランクスといった盾戦術で鉄壁。
スキタイは流鏑馬スタイルで、機動性が高かった。
ジリ貧でスキタイが勝ちそう。ファランクスは機動力ないから近付けない。開けた場所ならまず勝ち目はない。