サービスのレベルが上がると差別も増える
店のサービスの質が上がるほど、差別感情も増すと思う。
日本の質の高いサービスは、責任感で成り立っている。
「休めない」
「お客様には敬語」
「愛想良く」
「お客様は神様」
「ピアス禁止」
そしてその責任感の副産物として、排他感情が生まれる。
「休む奴は無責任だ」
「忖度できない奴はダメ」
「なんで客を怒らせるようなマネするんだ」
「なんでコイツ、ピアスつけてんの?」
客にとっては天国だが、シワ寄せで従業員が地獄を見る。ちょっと鈍臭いだけで、すぐにできない奴扱いされる。
アメリカは労働者に優しい。
客が列を作っていても、構わずくっちゃべっている事もあるし、タトゥーや髪染めだってOKだ。その分、客が不便、不快な思いをする。
つまりトレードオフ。Win-Winなど無い。
発達障害
発達障害認定のラインも、このサービスの質に関わってくる。従業員に求められる事が多いほど、仕事の難易度も当然上がる。世の中の技術が進歩するほど、1人当たりに求められる作業量が増える。となると適応できない人間も増えるということになる。
この先AIの普及により、発達障害者はもっと増えるだろう。