三國無双5レビュー
システムが一新され過ぎてついていけないというのが総称。しかも強いと感じない。決定打に欠ける。
攻撃手段
通常攻撃が、最初の攻撃と最後の攻撃を繰り返す仕様になっており、無限に攻撃ができるというものに変更されている。
攻撃数はチェインとして数えられ、増えていくチェイン数に爽快感を感じさせる狙いがあるのだろう。
しかしこれが弱く、決定打に欠けると感じる。
ただ、締めとして想定されている強攻撃という別の攻撃が用意されているが、これが弱いと本当に救いようがない。
前作まで使いやすく、強力だった趙雲が、この無限通常攻撃と、強攻撃システムによって非常に弱体化されていると感じる。強攻撃さえ強ければ通常攻撃がイマイチでも大丈夫なのだが、趙雲の強攻撃は敵を打ち上げる(前作までのチャージ2)攻撃になっており、打開する手段としてはクセがあり、使いにくい。敵を一掃できる爽快感が売りのゲームであるはずなのに、かゆいところに手が届かない。ヒットストップが重いか、強攻撃を範囲のあるものならば良かったかもしれない。前作の趙雲でいうところのチャージ3や4。
新攻撃システムとして、単体をターゲットにした、投げ攻撃のようなものもあるのだが、ロックオン機能が無いため当たらない。
また、前作から新しく導入されたものとして、前転回避もあるのだが、これも回避後の硬直時間が長く、強くないと感じる。
新システムはほとんど使えないものばかりだろう。
メインメニュー
無双モードはキャラクター個人に焦点を当てた内容となっている。
戦闘システムもそうだが、準備の段階で複雑。スキル習得や能力、武器の性能が多彩で混乱する。無双ゲーは単純だからこそ面白いと思うのだが、三國無双5は気合いが空回りしているという印象だった。
良い点
武将の容姿や服装は良かった。趙雲の格好は近未来的になっており、聖闘士星矢を彷彿とさせた。
機械性能の向上により、敵兵の数が圧倒的に増えた。
趙雲は前作オープニングの技が使えるようになっている。カッコいい。