早い段階で詰む運命
定期的にあるニュース。
今年5月愛知県で7歳の女の子が死亡し母親と内縁の夫が逮捕されました。死亡した女の子の体には複数のあざがあり、日常的に虐待が繰り返されていたとみられています。
こういうニュースを見ると、どう頑張っても詰む人生というのはあるなと思う。毒親のフラッシュバックとか、貧困のスパイラルとか、そういうものの以前に、そもそも法律の手が及ばない場所でボコボコにされて物理的に終わるという人生がある。
助けてくれる大人はあくまで法律に則った対応しかしてくれない。家庭は法律の外だから、実質助けなどない。それがどれだけ絶望的な状態だろうか。想像すらできない。
こういうニュースを見るたびに『ああ、自分はまだ恵まれてるな』とか『人生って平等じゃないんだな』と思う。
自分の親もこうであった場合、成人を迎えてから「毒親のせいで〜」というような言い訳すらできないで死ぬことになるんだなと。
立派な親はそうそういないが、暴君もそうそういない。