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人を評価するなど……

早いもので、専門学校の吹替講師を始めてから前期授業がすべて終わりました。
なにせ初めてだったので私すっかり抜けていた事があり……その事実に気付いてから少々慌ててしまいましたよ。
それは、学生一人一人、前期授業内容を評価する……と言う事。

そっ……そうか! 学校なんだからもちろんそういう事も必要だ。ワークショップじゃないんだから! 単位とかあるんだからーっ!

で、これは学生に聞いた話だけど他のクラスでは試験とかもやったりするらしい。へぇ……。
なんかねー、色々と自由にやらせてくれるのは良いんだけど、あまりにも丸投げされてる気がしてくるよ 笑
こーゆー感じで評価してってくれーみたいなの教えて……って、思ったけど、まぁ任せてもらってる様なのでゆくゆくはそっちの方が良いか。

試験も洋画吹替に関してはあまり意味がない事かなと思うのでやらなくて良いでしょう。
そうなるともう、今までの授業態度、授業内容を振り返って評価する事になって来るのですが……いやぁ~、人を評価するなど……!
何だか学生だと言えおこがましい気がしてしまいます。
もちろんこんな事ここでしか言いませんがね。
堂々と自信持って評価提出しますがね。

でもさぁ、思い返してみてもさぁ、先生とか講師とかって私自身あんまり信用していなかったし、間違える事もいっぱいあるだろうし、私も間違えないとは言い切れないし……ううう、責任重大じゃないか?! 
ぶっちゃけて言うと、いち科目の評価なんてそう大きく影響を及ぼすものではないと思うし、特殊な専門学校ですから要はオーディション受かっちゃえば良いだけの話しです。
だけどやっぱり、人に点数を付ける以上、責任もって挑みたい。

ここ数日、どうやって数字化するか悩んでました。
出席、内容、態度、最高点は各クラス1人、最低点が付いても全部の授業に出席していれば高評価になるように、出席日数不足の補修で単位もらった学生よりも全員が上の評価になるように、等々。

どうしてもこの学生とこの学生は差を付けてあげたい! でもそうするとこっちの子が補修の学生よりも下の評価になってしまう! ならばこっちの子の評価を上げれば……ああっ! ダメだ、やっぱこの学生だけは特別に頑張ってたと思うからこの点数はこの子だけ!
と、散々悩んである程度決まったのに、最終日に欠席されちゃったり 笑

大変だったけど納得いくものが出来たので良かったです。
授業だけじゃなくてもこれも仕事のうちですね。
これからはもっと前もって考えておこうと思いました。

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