統合失調症になったお話

自分は会社でのストレスにより、精神を病み統合失調症になったのであった。

統合失調症は、こころや考えがまとまりづらくなってしまう病気です。 そのため気分や行動、人間関係などに影響が出てきます。 統合失調症には、健康なときにはなかった状態が表れる陽性症状と、健康なときにあったものが失われる陰性症状があります。 陽性症状の典型は、幻覚と妄想です。

と厚生労働省のページでは説明があった。

自分でも説明は出来ないのだが、自分が自分じゃなくなる感覚がずっと心にひっかかり、前みたいな自分に戻ろうとしているけど戻れないもどかしさが心情としてはある。

俺をこんなふうにした社長に関しては謝らなくても良い!だが恨み続けさせてくれ。

もとの俺に戻してくれと喉の奥からかすかな嘆きが幻聴として聞こえだすんだ。
自分が喋ってないのに、勝手に思いが暴走し口から発する、心の痛みだ。

結果まだ働き出せないでいる。
結果病院から働いていて良い許可が出ない。
結果前に進むことすら出来やしないし、逆に後退していっている様にも見える。

結果壊れたままである。

壊れたまま日々を暮せば聞こえてくるのは心からの雑音だけである。

悪いのはお前じゃないか?
前の会社我慢して謝って残れば良かったんじゃないか?
社長がひどいことを言っても社長は偉いんだから許すべきだったんじゃないか?
そうすれば日々に怯えず暮らせたんじゃないのか?
悪いのはお前だ、俺自身だ。
と心の中の雑音がざわつき出す。

また明日がやって来て、俺を蝕み出す。
日々は待ってはくれない。時間は有限なのだ。

どうやったら、この蝕まれた病から抜け出せるのだろうか。
どうやったら、笑えた頃の俺に戻れるのだろうか。
どうやったら、面白いと思えるのだろうか。
どうやったら、失った感情が戻ってくるのだろうか。

皮肉にもたらればで世は進み、結果により蝕まれる。

生きてて本当にすみません、ご迷惑おかけ致します。

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