枯れた葉っぱが
踏み潰されて
日々の空気が
変わっていく
少しだけ
寂しい冬だ
去年と同じ
状態になって
去年と違う
約束がある
だからさ
少しなんだ
気付いたから
前だけを
向けたんだ
じゃあね
終わりを告げて
貴方の横を
通り抜けたなら
春が来る
あの一年が
また過去になる
振り向かないよ
夜桜に浮かぶ
麦の星だけ
憧れた夢だけ
見つめてるから
ああ
芽吹いた新芽が
見逃されて
日々の空気が
朗らかになった
少し寂しい
春が来る
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