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思い込みを抜け出して未来へ踏み出す”問い”三選

自分を信じる。未来を信じる。仲間を信じる。「信じる」は、とてもポジティブな言葉で、ぼくたちに力を与えてくれる。いつだって大切にしたい。

ただ、そんな「信じる」にもネガティブな側面がある。それが「思い込み」だ。

  • 苦手な人・苦手なこと

  • 私には「……」はできない、向いてない。

  • 「……」しないと、次に進めない。

  • あの人は、私のことが嫌いに違いない。

等々、誰にでも大なり小なり思い込みがあるだろう。そして、その思い込みが原因で、苦しんだり、悲しんだり。先に進めなくなってしまったり。ついつい、ぼくたちは思い込みに飲み込まれてしまう。そして自分自身を制限してしまう。ぼくも同じだ。

ただ、そんなぼくでも「思い込み」の捉え方を変えてみたところ、随分と心が軽くなったすぐに動けるようになって、自分を誇らしく感じられるようになった。今日は、ぼくが身につけた「思い込み」との付き合い方について書こうと思う。


1. 本当にそうなのか?

あなたのその思い込み、本当にそうなのだろうか。あくまで思考実験で構わないので、次のことを考えてみてほしい。

もし思い込みがなかったとしたら、
もし思い込みを乗り越えられたとしたら、
あなたは何をしたい

果たして、その「やりたい」ことは、思い込みがあったらできないものだろうか。思い込みを克服しないまま、やってはいけないものだろうか。

もし、その答えがNoならば、思い込みのことは忘れたほうがいい。別に嫌いな人、苦手なことがあってもいい。乗り越えなくても、嫌われたままでも構わない。

思い込みを手放せない気持ちはわかる。でも、あなたは、もうその先に進んでいいのだろう。その許可を出すのは、あなた自身だ

2. 自分を活かせる場を探す

人に対する基本的な考え方として、行動イノベーションコーチングでは、次のように考える。

人には長所も短所もない。人それぞれの特徴が「プラスに働く場」「マイナスに働く場」があるだけ。長所とはプラスの場での見方であり、短所とはマイナスの場での見方。つまり、長所/短所とは、ある特徴を別の角度から捉えたもの。良い・悪いといった判断とは馴染まない。

思い込みというと、治すべき・克服すべきと考えがち。ただ、そのアプローチは自分を苦しめる。というのも、あなた自身の特徴を否定することになるからだ。

優柔不断な人は、優しい人。すぐに動けない人は、思慮深い人。特徴には、活きる場と、役に立たない場がある。あなたがネガティブな思い込みを持っているのは、今はただ、特徴が活かされる環境にいないだけかもしれない。あなたの特徴を活かす場、活かす方法、どんなものがあるだろうか。

3. 自分を誇れる夜を迎えるために

とは言え、思い込みのパワーは強力、知らず知らずにうちに飲み込まれて、自分を否定していることはある。そんなときは、ぜひこの質問を思い出してほしい。

その考え方は、自分の役に立つのだろうか。

思い込んだまま、一日を終えることはできる。たた、ぼく自身もそうだったからよくわかるのだが、そんな日は、自分自身が小さく感じられる。情けなくて、消えてしまいたくなる。だからこそ、ぼくは、自分自身に問いかけることにしている。今のぼくの考え方が、ぼくの役に立つのだろうかと。

大抵の場合、いや、全ての場合と言ってもいい、その答えはNoだ。そして、動き出すために、次のステップを踏むことにしている。

  1. 自分がネガティブな感情を持っていることを認めてあげる

  2. その上で、本当はどうしたい? と自分に問う。

  3. そのために今できることをリストアップする。

  4. プロセスをイメージして、最初の一歩目を決める

もちろん、これだけのことで、いきなり大きな変化が起きることはない。ただ不思議なことに、どんなに小さな行動だったとしても、動いた日の夜は、自分が誇らしく感じられる

4. まとめ

思い込みは人の可能性を制限してしまう。ただ捉え方次第でお別れできる。
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思い込みは「それはそれ」として、先に進む許可を自分に与える。
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自分の特徴が活かされない場にいるのなら活きる場を探せばいい。活きる場で活躍すればいい。
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自分自身のために「その考え方が自分の役に立つのか」と問いかけよう。そして、どんなに小さくてもいいので動き出そう。行動だけが未来を変える。

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