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世界を変えたい? それなら「意味」を変えなさい。

「すいません。これ、手伝ってもらえませんか」

月曜の朝、お客様のもとに着くと、
藪から棒にこう言われた。

急な仕事で申し訳ない。
直接、関係ないのも重々承知している。
でも、どうにも人手が足りなくて。

深刻な表情の相手を見ると、
断るわけにはいきません。
なんといっても、
ぼくはこの会社の会計コンサルタント。
付き合いも長いので、
お客様の業務は、
お客様自身よりも知っている。

ここは一肌脱ぎますか、

と思ったものの、正直、気乗りがしない
ぼくなりに今週の予定を立てていた。
それなのに……

なんとか気持ちを切り替えて、
仕事にとりかかる。
けれども、やっぱり気分は乗ってこない。

はぁ

とため息が出たところで、気がついた。

いかん、いかん。
このまま続けても、
いい気分で一日を終えられない

もちろん、嫌々続けることだってできる。
ブツブツと愚痴りながらだって、
最後までやりきることはできるだろう。

でも、やっぱり、
それはなんだか癪に障る。
だってこのままじゃ、
仕事の内容から、ぼくの気分まで、
全て相手に支配されている
ようだ。

ぼくがぼくであるために、
一体なにができるだろう。

こんな時に頼りになるのが、
大平信孝先生直伝の
行動イノベーションメソッド

今回、ぼくが選んだのは、
「人生の意味付けは自分で行えばいい」

人生に起こる様々な出来事。
不本意なものもたくさんある。
でも自分でコントロールできることなんて、
数少ないのもまた事実。

だからと言って、嘆いても始まらない。
起きる出来事は変えられないかもしれない。
でも、その意味付けは自分の選択次第

どんなに些細なことにだって、
幸せを感じてみたり。
与えられた役割を必死に取りんで、
思わぬ自分の強みを見つけてみたり。

出来事の捉え方は、その人次第。
だったら、自分にとって良いものを選んだ方がいい
それで、気持ちが軽くなったり、
勇気をもらえたり、
恵まれている自分を感じられるのなら、
そっち方が断然いい。

気分の乗らない仕事だって、
それは同じに違いない。

お客様だって、
ぼくならできると思ったからこそ
依頼したわけで。

つまり、それは信頼の証。
とっても嬉しいことで、
ありがたいことで、
誇れることなのだ。

と、捉え直してみれば、
この仕事だって、
また信頼ポイント獲得のチャンスなわけで。

なんて思ったら、
急にこの仕事が「自分事」になってきた。

思わず、心の中で、
よし、やるぞ、なんて宣言までして、
なんだかスイッチが入ったようだ。

それにしても思うのだが、
この「意味付けを変える」ってとっても大事

月曜の朝から、洗濯機に放り込まれて、
振り回されていた気分が嘘のよう。
心も体もスッキリして、
今は、こんなふうに感じている。

人生の運転席に座っているのは自分。
ぼくの人生の舵は、ぼくが取る。

世界はあなたの思うがまま。

ちょっと大袈裟かもしれないけれど、
それはこう言う意味なのかもしれない、
なんてまで感じている自分なのでした。

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