24.10.17決算シーズン 建設⤴️ 半導体⤵️ 電力株底入れ⁈
10月第一週 海外投資家 買越へ反転
7週間ぶりに海外投資家が買越へ反転しました。中国株から日本株への資金流入が考えられます。10/6に天井をつけて上場パンダが暴落しました。自社株買い(=事業法人)および企業年金(=信託銀行)は引き続き買越してます。
今後、日本株の好決算が買越(=上昇)を持続させるか又は中国景気の改善とともに中国株へ資金が巻き戻る(=上昇)か成り行きを見守ります。
建設株 2024年問題を受けて収益重視
建設業界は残業規制を受けて人手不足に直面しています。効率&採算性を重視した受注の仕分けを行った結果、稼ぐ力をつけた企業が生まれ株価上昇を達成しています。
特に脱炭素社会に向けて再生エネルギー設備が必要とされ、太陽光、蓄電施設を担う建設業のJESCOは国策も追い風に好調です。
半導体株 中国不況&対中規制で警戒
10/15半導体株のASMLが急落、下方修正の失望売りです。
背景に中国の景気減速と米中対立激化に向けた対中規制強化があります。連れ安でTSMCも下落しました。中国の景気刺激策の巻き返しが期待されましたが、追加のテコ入れ政策が発表されず、こちらも失望されています。半導体は上値の重い展開が続く見込みです。
なお関連株として電力株が注目を浴びています。Amazonが小型原発に投資しています。AI分野の電力不足を見据えた先行投資です。日本では高浜原発が50年超え稼働が認可されました。原発再稼働の節目です。