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24.12.17四季報新春号 目立つ増配&下振れ 中国不況&米中対立を反映 1/3

見出しランキング 増配&下振れ 急増

 今号(新春号)は増配&下振れが上位5位の見出しとして新たにランキングされました。東証要請を受けた株主還元の強化、中国不況のあおりを受けた業績悪化に依ります。

四季報新春号予想 自動車⬇️ 半導体⬆️

 今号の特徴は以下3点です。
自動車産業(世界の販売台数減)、
⭕️半導体関連(改善&AI需要増)、製薬業界
⚠️M&A、増配&累進配当が目立つ
なお新春号の業績は為替レートを150円/ドル、160円/ユーロで算出、現時点(12/17)より円高につき弱気な数値です。

12/17為替相場

今新春号のトレンドとして以下4点が挙げられます。
・TOB/M&A活発(持ち合い株売却で株主交代)
・危機意識の高まり(防衛/防災/防犯)
・AI関連ニーズ大(データセンター/電線/電力)
・IP(アニメ/推し活/エンタメ)

継続ウォッチ8銘柄 好業績な内外需

 ウォッチ銘柄のうち8銘柄は継続ウォッチとなりました。内訳はモリタ以外は新興市場(S&G)、内需6銘柄、外需2銘柄です。

黄色:グロース株(増収増益20%以上)
橙色:大型株(時価総額500億円以上)

 為替に左右されない内需の好業績が目立ちます。金利のある世界ではお金の価値が目減りするため物への投資、例えば不動産や株への投資が魅力的です。
 外需株はAIロボティクス(美容液&美容家電)とモリタ(消化器)、それぞれ人気商品(ユンス、ブライト)が業績を牽引、国策(防災)の追い風に好決算をもたらしています。
 引き続きウォッチ銘柄以外も四季報チェックのうえ、持ち株を整理していきます。

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