24.5.13日経平均EPS 2,200台へ下落 5月天井を危惧 好材料の出尽くし感
日経平均EPS 今期(25.3)好調の的外れ感
5/13時点で日経平均株価のEPSは低下しました。中長期的には株価は業績に連動します。残り1,200銘柄の決算が控えていますが、今期業績(25.3)の見通しに不安が募ります。
一方で日経平均株価はやや過熱感を示しています。加えて上値が重い展開で下落トレンドが進みつつあります。相対するように本日(5/13)も香港ハンセン指数は上昇トレンドを描いています。日銀の利上げと景気減速感が懸念、特に5/15米CPIが円安と米景気の変調(節目)になりかねず注目されます。
5月天井(Sell in May)を警戒
4月以降の日経平均株価の失速が目立ちます。絶好調の24.3期業績の反動で、25.3期(今期)の期待値が高く株価に響きません。海外投資家の買いを呼び込む魅力的な決算が待たれます。とりわけ株主還元に加えて増収増益の経営戦略が評価されます。中長期経営計画ならびに株価を意識した経営などのIR情報が起爆剤になります。