24.6.14中銀ウィーク無事通過 長期金利下落も株安懸念 日本株に足踏み
日銀 国債買い減額も長期金利↘️&株↘️
一般的に長期金利の下落は株高がセオリーですが、本日の株価はほぼ横ばい、先物は大幅下落です。
日本株の足踏み 中長期的には上振れ期待
今月はEU6月利下げ&米国9月利下げが再確認されましたが、利下げ回数が減少した事で相対的に円安が維持されています。
6月下旬は配当落ち日もあり一時的な株安を狙う時期でもあります。現時点では日本株は米株より決算が見劣りするため売却の傾向にありますが、中長期的には日本企業の上振れ期待が高く海外勢の買い戻しが見込まれます。8月決算シーズンの業績の上振れを節目に買い場が訪れる可能性があります。
中国政府の支援不発 不動産市況の低迷続く
香港ハンセン指数が下落基調へ逆戻りしています。中国政府の不動産買取り支援は不発に終わりました。設備投資は老朽化を受けて旺盛です。深刻な点は若者の失業率、個人消費の悪化が景気減速を危惧させます。加えて欧米の高関税が中国EVに影を落とします。関税合戦が景気減速の引き金になる懸念もあり、今後の中国の報復措置に警戒です。