24.4.10株式市場 様子見の姿勢 米CPI/中東リスク/来期決算 に注目
株式市場は米CPI待ち様子見の姿勢
株式相場は4/10夜の米CPI結果待ちの様相です。先の雇用統計は好調&時給減につきインフレ鈍化は維持と解釈されました。
本日のCPIは6月利下げの有力な材料です。結果は予想値を超えました。利下げが遠のき株価下落につながります。
イスラエル ラファ侵攻はXデー
4/9ラマダン明け(断食&休戦終了)につき戦闘の再開が危惧されます。イスラエルは米国の協力を得ずとも地上戦を行う強硬姿勢を示しました。中東の地政学リスクは原油高を招き、インフレ再燃が警戒されます。
一方で株式投資の買いも再開される見込みで株高が期待されています。
4月下旬〜5/15企業の決算シーズン
日本企業の決算シーズンが近づいています。来期(25.3)の新たな業績がリリースされます。前評判は増益が期待され、株高に弾みをつけます。併せて中期経営計画が注目を浴びています。東証要請&新NISAの個人投資家を見据えて増収増益に加えて株主還元、そして事業改革(事業の選択&集中)を発表し、利益率の向上をアピールする事で株高を狙う動きがあります。
4月は企業の新情報がリリースされるだけに、個別銘柄を選定する上で一つの節目になります。
米国のインフレ再燃が意識され、明日の日本株の下落に警戒です。