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24.10.18日本株の外的環境変化 為替&米景気&中東紛争

為替150円/ドル節目 一時突破 介入警戒

 米国の小売売上高の堅調さがドル高(円安)を加速させ、150円/ドルを一時突破しました。

前月及び予想を上回る好調さ

 今後は為替介入の警戒がくすぶります。日本株は上値の重い展開が続きそうです。

5分足のドル円チャート

堅調な米景気 利下げ幅に注目

 11/7米利下げは0.25%の見込みです。前提のインフレ鈍化と景況感の良さが維持されています。EUの利下げと相まって円高シフトへの反転も考えられます。11月は為替に左右される日本株が想定されます。

引用元: 「CMEのFedWatch ツール」
https://www.cmegroup.com/ja/markets/interest-rates/cme-fedwatch-tool.html

中東紛争 ハマスのシンワール氏殺害 報復必至

 中東紛争に局面変化がありました。ハマスの最高責任者 シンワール氏が殺害されました。イスラエルの勝利宣言とともにハマス&イランの報復措置が危惧されます。米国は大統領選を見据えて停戦を模索しつつもイスラエル支援と距離を置きます。海運業の株価変動が先行指標になります。

 原油市場ではサウジアラビアが増産に方針変換、対米政策の一環としてマーケットシェア50%を死守します。原油価格は需給が緩むため(需要<供給)、70ドル/バレル近辺の軟調な値動きが見込まれます。

節目70ドル/バレル

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