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23.9.9景気ウォッチャー調査 先行き堅調も鈍化(前月比減) 9/15&9/28買い時

先行き堅調も鈍化(前月比減)

 9/8に8月景気ウォッチャー調査がリリースされました。先行き(51.4)は前月比▲2.7で景況感の節目50を超えて良好も景気が減速しています。
 具体的な内訳は以下のとおりです。
家計/企業/雇用の全ての分野において前月比減、特に飲食関連の下げが大きいです。

2023年8月景気ウォッチャー調査(先行き)
https://www5.cao.go.jp/keizai3/2023/0908watcher/bassui.html

 景気減速の要因は以下のとおりです。
家計面では猛暑続きで客足が減少、加えてガソリン代の高騰、食品の値上げを受けて節約志向が高まっています。
 今後の見通しとして中国インバウンド、秋の旅行シーズンが期待されますが、原発処理水に伴う日中対立が浮上したため内需回復に暗雲が立ち込めています。

2023年8月景気ウォッチャー調査
https://www5.cao.go.jp/keizai3/2023/0908watcher/watcher1.pdf

日本株の売買状況と運用の節目

日本株は海外勢の買越を復活させています。

海外投資家 買越へ反転
https://nikkei225jp.com/data/shutai.php

 米欧と比較して2点(堅調な経済&金融緩和の維持)の優位性により、日本株は魅力的です。
 昨日(9/8)メジャーSQでは株価が下落しました。次の節目は9/13米CPI、インフレ鈍化となれば次回9/21FOMCの利上げ可否が警戒されます。現時点ではFedWatchによると追加の利上げはない見込みです。

CMEのFedWatch ツール
https://www.cmegroup.com/ja/markets/interest-rates/cme-fedwatch-tool.html

 今後の株売買のタイミングは2つ、9/15発売の四季報秋号9/28配当落ち後、海外投資家の買い直し又は割安になった日本株を狙っていきます。

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