見出し画像

24.12.7内需株(G&S市場) 海外勢買い 外需回避(関税)&強み&円高反転(金利)

海外投資家 グロース株買い 外需回避(関税)

 海外投資家はトランプ関税を警戒してグロース市場の内需株へ資金をシフトしています。円安底入れ感(日米金利差の拡大)も追い風です。103万円の壁が見直され減税効果が発揮されれば個人消費を活性化し、好業績が株高を促します。
 とりわけ新興株は大企業に無いニッチ分野の強みが選定要件のひとつです。TOPIX銘柄候補になればさらなる株価上昇が見込まれます。

グロース市場 横ばいからの底入れ感待ち

為替(円安底入れ)&トランプ経済政策の展望

 為替は中銀ウィーク(12/12EU,18米国,19日本)を視野に金融政策を織り込みつつ円高シフト、年末円高アノマリーが意識され内需株を後押しします。

円高反転の兆し

 トランプ関税は製造業の見通し悪化を警戒させ、減税&米利下げの期待を相殺、折しも米株は過熱感から調整(下落)しています。年末株高アノマリーはクリスマス商戦に委ねられます。

過熱感からの調整(下落)

12/11魔の水曜日〜12/13メジャーSQ〜

 来週12/11米CPIが公表、インフレ進捗が判明します。原油価格の下落、堅調な景況感からインフレ再燃は後退し、利下げが期待されています。

引用元:CMEのFedWatch ツール

 しかしながら、株価を取り巻くリスク要因(米中対立の表面化、原油減産の延長、ロシアのウクライナ攻勢準備など)は多いため、メジャーSQ 魔の水曜日12/11は株価の乱高下が警戒されます。

いいなと思ったら応援しよう!