
24.7.25日経平均株価 底入れ待ち 8月決算シーズンに向け手仕舞い&買い時見定め
8月決算 下振れ警戒 円高&米テック株下落の余波
7日連続の続落、株価の下落が止まりません。円高に加えて中国の不動産不況の長期化、特に米テック株の大幅安が起因しています。発端はテスラとアルファベットの決算の失望売りです。日本でも下方修正の企業が現れています。為替想定レートを円安に変更しても下振れしています。

7/25業績予想を下方修正
日経平均株価EPSは横ばいで上振れの気配がありません。

過熱感のあるAI関連株が利益確定されています。8月決算に向けて企業業績を見定め、買い時を探っていきます。
東証 最低購入株数の検討 100株⇨1株へ
東京証券取引所が最低購入株数を見直しています。個人投資家の買いを活発にするために、1株買いの導入を検討しています。株主総会の質疑応答の迷走が懸念されますが、NISA枠の買いを促進し、株式市場を活発にします。
株安&原油安&金安のトリプル安
株安に加えて原油と金も下落しています。中国の景気悪化が強く、ドル安の原油高が機能していません。金はリスク回避先にならず、米利下げの反動も機能せず、資金の流れが定まりません。トリプル安が世界的な経済見通しの不安定さを懸念させます。

中国景気の悪化

米GDP堅調につき7月へ利下げ早まらず