社会や政治、歴史に関する記事を気の向くまま、月に4本ほどのペースで投稿していきます

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最近の記事

加曾利貝塚から歴史教育を考える①

新年あけましておめでとうございます。2023年もよろしくお願いします。 さて新年あけて最初の投稿は、「貝塚」です。「なんでだよ」というツッコミが聞こえてくるようですが、特に理由はありません。強いていうなら、新年と日本の黎明期を重ね合わせたくなったから、といったところでしょうか。 とにかく今年も突っ走っていくので、引き続きお付き合いのほどよろしくお願いします。では始めましょう! ①不人気な古代 千葉県千葉市にある加曽利貝塚は日本有数の貝塚で、学術的にも非常に価値の高い遺

    • ロシアのミサイルがポーランドに着弾し2名死亡との報道 事実ならロシアはNATO加盟国を攻撃したことになり、ウクライナ侵攻は新たな局面に移行する可能性が ただ各国政府は情報収集中としており、詳細は不明 第三次世界大戦という不吉なことばが幾許か現実味を帯びて頭をよぎる朝だ

      • 『すずめの戸締まり』を見てきました もともと新海作品は好きだったので観る前から期待は高かったですが、それを超える素晴らしさでした 改めて芸術の底力というものを見せつけられました そして、私は私なりに執筆活動を続けることで社会に良い影響を与えられたらいいなと思いました

        • 民主主義を問う

          今回から数回にわたって、民主主義について考えてみようと思います。 政治について語ることは、いくらタブー視しようとも、国家の中で生きる私たちには避けては通れません。政府の経済政策は私たちの家計や消費に直結し、社会福祉の充実はQOL(生活の質)や幸福度に大きな影響を与えます。 だからこそ、民主主義が根幹から揺るがされているといわれる今、私たちの生活様式を規定し支配するこの民主主義というシステムについて考える必要があると考え、このコラムを立ち上げました。  さて、今回のテーマ

        加曾利貝塚から歴史教育を考える①

        • ロシアのミサイルがポーランドに着弾し2名死亡との報道 事実ならロシアはNATO加盟国を攻撃したことになり、ウクライナ侵攻は新たな局面に移行する可能性が ただ各国政府は情報収集中としており、詳細は不明 第三次世界大戦という不吉なことばが幾許か現実味を帯びて頭をよぎる朝だ

        • 『すずめの戸締まり』を見てきました もともと新海作品は好きだったので観る前から期待は高かったですが、それを超える素晴らしさでした 改めて芸術の底力というものを見せつけられました そして、私は私なりに執筆活動を続けることで社会に良い影響を与えられたらいいなと思いました

        • 民主主義を問う

          社会科学と客観性          

          ①偏見に囚われる人々 アメリカの進化生物学者でノンフィクション作家のジャレド・ダイアモンド氏のベストセラー『銃・病原菌・鉄』の「日本語版への序文」より この一節は、いまだにユーロ・セントリズム(ヨーロッパ中心主義)の考え方が、ヨーロッパ人の中に根強く残っていることを示すよい例です。このようなヨーロッパ中心的な史観は、大航海時代や産業革命、帝国主義の台頭などを通じて欧州圏内で徐々に形成されていきました。 ヨーロッパ中心的な考え方は日本にも少なからず影響しています。たとえば、

          社会科学と客観性