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「コロンブスの卵」的ヨガポーズ攻略法(10)

★体操座りをして、ふとももの裏側の筋肉を触ってみてください。ハムストリングスと呼ばれる太くて長い筋肉に触れます。お尻からひざ、あるいは、ひざからお尻の方向に筋繊維が走っています。
★少し指を沈めてみてください。

あなたの筋肉はやわらかいですか?
それとも、スジ(筋)スジ(筋)した硬いものに触れますか?
太ももには、大腿骨という身体の中で一番大きな骨が、一つあります。
一つだけ!です!
ひざや股関節の関節に近くなると、筋肉は、骨に結合するために、「腱」となり、繊維状の強い組織になります。鶏もも肉の白くて噛みきれないやつが「腱」。

骨のような硬いものや腱のようなスジスジしたものが、太ももの裏側の中央付近にあったら・・・
こんなふうに、前後開脚しても、この硬いところ(赤い矢印)が邪魔をして、脚がしっかり伸びません!お尻も浮いてしまいます!


私の太ももを触ってみて、解剖図と見比べて、前屈を邪魔しているのは、
 大内転筋
 半腱様筋
だと判明。特に左側が硬い!頑固なスジスジくんがいます!


ヨガのポーズの練習をしていて、「うーん、ここが硬いなぁ・・・伸びないなぁ・・・」となったら、
 1. 硬い筋肉を特定する
 2. その筋肉の筋トレをする→筋肉を伸ばして縮めることで血流をアップする
 3. ストレッチ→伸縮性を高める
 4. その筋肉を優しくズラす→筋肉の弾力性を取り戻す
 5. 2から4を少なくても2、3セット繰り返す

この日、選んだエクササイズは、ワイドスクワット。
足を大きく開いて立って、四股を踏むように腰を落とします。
お尻を上げ下げします。あーもうだめ!というところまで。
その後に開脚前屈を、もちろん、無感覚でします。20秒ほど。
3セット繰り返しします。
すると・・・

床についた!!! その間、なんと!15分!
スジスジくんの勢力がかなり弱まっています!
15分で、
ヨガボディの筋肉=弾力性「ぷにぷに」×伸縮性「ビョーンと伸びて縮む」
を手に入れました!

「コロンブスの卵」的ヨガポーズ攻略法(11)につづく


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