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2024年9月15日 最近の読書とスタバ



読書のこと

読了本

  • 『人生賭博 横浜ネイバーズ4』 岩井圭也
    1作目から新刊チェックして読んでいるシリーズです。
    5巻目が出てしまったので、慌てて読みました。今回も面白かったです。
    地面師詐欺事件の時の弁護士さんとか、推し活事件の時のピロ吉先生とか、前の事件の時の重要人物もチラホラ登場しますし、新キャラも登場しました。
    毎回、社会問題になっているネタが扱われていて、よくネタ切れにならないなあと感心しています。
    ロンちゃん、そろそろフリーターが本格的に辛くなってきたようなので、定職に就くか、探偵を本業にして欲しいです。
    そして、4巻目にしてやっと恋の進展が!今後も楽しみです。

  • 『誰かが私を殺した』 東野圭吾
    Audibleオリジナル作品で有名な俳優さんをはじめ13名がナレーションを担当、音響やオリジナルタイトル曲などもあり、小説の朗読というよりラジオドラマという感じに仕上がっていました。
    間違いのない東野圭吾さんの加賀恭一郎シリーズということで、オーディブル聴いた事ないけど何?という方の導入としては良いなと思いました。
    ただ、車を運転しながら聴く身としては、効果音は現実の音と勘違いしてしまいそうなので要らなかったかな。
    さて肝心の内容ですが、面白かったんですけど、話が短いのでかなりアッサリ終わったなという印象です。

  • 『カフネ』 阿部暁子
    素敵なタイトルの一冊でした。
    主人公2人の軽妙な掛け合いが面白かったし、出てくるお料理も手がこんでいてとても美味しそう。付録にレシピも付いています。
    なので序盤を読んで、お料理や片付けでひとつずつモヤモヤを解決していく連作短編集なのかな?と思いましたが違いました。
    どちらかと言うとガサツ寄りの性格の私には理解の範疇外にいる、非常に繊細な方々のお話。
    主人公2人のような育ち方をしたら、嫌でも傷つきやすくなるのかもしれませんが、思い詰めると人間の関係性って最終的にそこまで行くのか…という結末に、やや衝撃を受けました。

  • 『ひゃっか!』 今村翔吾
    今村翔吾さんの作品はこれまでに『じんかん』『塞翁の盾』を読みましたが、え、本当に同じ人?!と驚くほどのジャンル違い作品で、少女漫画風の青春ストーリーでした。
    話の大まかな展開は青春ものでいったら王道という感じでしたが、扱ったのが『花活けバトル』というのが良かったです。
    これが幼少期からの鍛錬が必要なスポーツなら『弱小部活が急に全国目指すとか、そんなわけないじゃん』と白けてしまうところなのですが、主人公2人の特性(設定)を活かしたプレーが発揮できるライブの『花活け』というのがナイス。
    読んでいて楽しい作品でした。

  • 『イッツ・ダ・ボム』 井上先斗
    すごく面白かったです。
    題材はグラフィティ…よく高架下とかに描かれているあれですね。
    なんだかとてもセンスある小説を読んだなというのが、本を閉じて最初に感じた事でした。
    二部構成になっていて、第一部は関係者にインタビューを重ねるルポルタージュ形式という体で、読者にグラフィティ界隈の常識なりカルチャーなりを学習させ、表題の第二部はグラフィティライターの視点で、その活動や向き合い方を自分で考察していく姿を描いています。
    その構成が素晴らしいと思いました。
    未知の世界との邂逅を味わわせてもらえて、最高の読書体験でした。

読んでいる本

  • 『プラータナー』 ウティット・ヘーマムーン (40%)
    タイの小説です。イマイチ進みません。

  • 『あの夏が教えてくれた』 アレン・エスケンス (30%)
    アメリカの青春ミステリー。少しずつ読み進めています。

  • 『源氏物語6』 紫式部 角田光代訳 (10%)
    『夕霧』途中で早速止まっています。

  • 『関数電卓がすごい』 芝村裕史 (33%)
    こちらも全然進まず。

  • 『密航のち洗濯 ときどき作家』 宗恵媛 (10%)
    変なタイトルですが。
    戦前戦後から朝鮮と日本を往復し、日本でクリーニング店を開いた人の人生を追ったドキュメントです。

  • 『ザ・ロイヤルファミリー』 早見和真 Audibleにて読書中
    競馬の馬主の物語。まだまだ序盤です。

スタバのこと

マンゴートロピカルクリームフラペチーノ

実はまだ飲んでいないのですが、突然新発売になった幻のフラペチーノらしいです。

マンゴーパッションティーフラペチーノとの違いが気になります。

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