『覚悟の磨き方』
ノウハウとかテクニックとかライフハックが書かれている本を読むと人生が楽になって、考え方や生き方が書かれている本を読むと人生が豊かになる気がするけれど、皆さんはどっちの方が好みでしょうか?
この本はどちらかというと後者の方でして、吉田松陰についての本になります。
吉田松陰といえば松下村塾で高杉晋作や伊藤博文らを育てた人なので、野村克也監督の『財を遺すは下、仕事を遺すは中、人を遺すは上とする』が正にその通りですし、
『日本の今後の歴史のため』と言って死の危険を顧みずに黒船に乗り込んだのは、ザ・ラストマンにも通じるところがあります。
この本に刺さった方にはすごくオススメです。
ボク自身久しぶりに読み返してみて『人生あと半分、何に使うか』ということをすごく考えさせられました。
また、リーダーシップのところに『リーダーがやるべきことは、人一倍、周囲に目を配ったり、皆が気持ちよく動けるような規則を考えたり、お互いがお互いを助け合えるような雰囲気をつくることです』
とも書かれていて、心理的安全性にもつながっていてとても160年以上前の人とは思えないくらい、その考え方は現代にも通じるなと感じました。
1ページに1フレーズと+αという構成になっていて読みやすいので、良かったら一度読んでみて下さい♪