3.11という日
今年もまた3月11日がやって来た
あれから13年…
まだ13年か…
もう13年なのか…
14時46分
港の方から大きなサイレンが聞こえる
「黙祷の時間だね」と職場で黙祷、手を合わせる
もっと生きたかった方々へと、思いを馳せる
脳裏をいろんなシーンが駆け巡る…
何回この日を迎えても、癒える事がない
表面上は平気に見えても、未だに緊急地震速報のあの音を聞くと身体が震えるし
当時を思い出すと眠れない恐怖を覚える
朝起きて、ご飯を食べて、会社に行く
家族とテーブルを囲み、幸せを共有する
同じテレビ番組を見て笑う
こんな些細な事がこんなに幸せな事なのか…
震災がなければきっと気づかずにいたんだろうな
何気ない毎日が、もしかしたら明日は来ないかも知れない…
そんな事を考えない方が良いのかも
でもあの日を境に有り得ない事が続いたのも事実
1週間ぶりに飲む事のできた牛乳の美味しさや
2週間ぶりくらいに食べたカップラーメンの味が忘れられない
あの時感じた小さな幸せを忘れずに
ちゃんと今日という日と向き合っていきたい
いつになったら癒えるんだろう
大人の私がこの状態って事は
当時小さかった子供達はどんな精神状態だったのか…必死に日々を生きようとしていた自分
周りの事を考える余裕もなかったなぁ
娘に聞くとある期間の事を思い出せないという
やっぱりストレスだったんだよね…
前から見たかった映画
スケジュール的に合わずに見る事ができなくて
地上波で初めて見る
震災だけを取り上げた映画ではないと思うけど
当時を思い出す様なストーリーに思わず身体が震える
いろんな感情が入り混ざり終始涙が止まらなかった
災害は忘れた頃にやって来る
一度来たから、もう来ないだろう…ではなくて
最近また地震が多くなってきてる
大きな地震が起きたら、どうするか
家族でどう行動するか
ちゃんと話し合って対応を決めておくべき
後悔しない為に
ずっと気分的に行けなかった海へ行ってみた
波面がキラキラしていて、時間を忘れて眺めていた…普段はこんなに穏やかなのに
結局、自分の事は自分でケアをするしかないのかなと思った
時間をかけて現実と向き合って行こう
無理せず、ゆっくりと
それが私がこの地でできる事
台湾の大地震だったり北陸で現在も大変な思いをされてる方がいる
一人でも多くの方が少しでも癒される事が出来る様にと遠くから念を
何も出来ない分、少しだけの義援金を送る
一日も早く落ち着いた日が来ます様に🙇♀️
街も人も早く元気になりますように…
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